アジア圏協定校との学生交流セミナー2015を実施しました

10月20日(火)から29日(木)、福大生ステップアッププログラム(FSP)の一環として「Can Globalization lead to Peace?」をテーマにアジア圏協定校との学生交流セミナー2015を実施しました。協定校の研修生と本学学生は、共同学習や九州各所での見学研修等を通して双方の国への理解を深めました。

27日(火)には、玄海人クラブ代表の兪華濬(ユ・ファジュン)氏を迎え、講演会「知らせる努力・知る勇気」を開催しました(参加者数は、研修生18人と共同学習者8人を含む55人)。兪氏は、「日本人」「韓国人」と区別せず、韓国人でもあり日本人でもあるという独自の視点から、両国をつなぐ玄界灘に自分を位置付けることよって両国の距離が‘半分に縮まる’という見方を「玄海人」という表現を使いながら、正しいことを「知る」勇気と、伝える「努力」の大切さを訴えました。

講演を聞いた研修生の一人、韓国・東西大學校のミン・ジョンベさんは「貴重な話を聞かせてもらって感謝しています。日本と韓国だけでなく、アジアひいては世界まで広がった良い関係ができればと思いました」と感想を述べました。

28日(水)の午後には、本セミナーのメーンイベントである「共同学習発表会」を中央図書館の多目的ホールで行い、「Can Globalization lead to Peace?」のテーマに沿った、研修生と本学共同学習者による発表が行われました。

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兪華濬氏の講演

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真剣に聞き入る研修生

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共同学習発表会

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共同学習発表会