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福大人の魅力を伝える「F-ACE(フェイス)」
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「患者さんを診ている」という心構えを形にする。

金田華澄・古藤文香
KANEDA Kasumi・ KOTO Fumika
  • 西新病院医療技術センター 臨床検査部
  • 2019年度入職・2018年度入職

私たちの仕事について

福岡大学西新病院の臨床検査技師として、患者さんの検体検査、生理機能検査、超音波検査を行います。当院は「地域に信頼されるあたたかい医療の提供」を理念としており、患者さんの的確な疾病診断を行うための臨床検査を実施することが私たちの仕事です。他の病院では、技師がそれぞれの専門に分かれて検査に従事していますが、私たちは7人のチームで対応しています。そのため、夜間や休日の対応も含めて全ての検査を実施する必要があります。誰が対応してもバラツキなく正確な検査結果を出すため、3つの分野の検査技術を学ぶための履修システムを組んだり、週1回の勉強会を実施するなど、医療品質の担保に努めています。

職場の雰囲気について

古藤:
臨床検査部に所属する技師と面談する時は、必ず「仕事は楽しいですか?」と尋ねることにしていますが、全員が即時に「楽しい」と答えてくれます。責任が伴う仕事を「楽しく有意義」と思いながら貢献してくれることは大変嬉しく感じます。また、“人を診ている”という心構えを持つ臨床検査技師を誇りに思い、心強くもあります。

金田:
私は部署の中で最も若手ですが、頼りがいのある先輩方の背中を見ていると、「私も追い付かなければ」という気持ちになります。それが自己研鑽のモチベーションにもつながっています。自分で考え行動できる臨床検査技師を目指していきたいと思います。

仕事のやりがいや喜び

古藤:
後輩たちが成長し、この職場や仕事を心から「楽しい」と思ってもらえることが何より嬉しいです。仕事が忙しく大変な時もありますが、その中でもチームで助け合いながら仕事ができること、前向きに仕事に取り組んでくれることが私にとっての大きな財産です。

金田:
入職1年目の時、超音波検査で患者さんの膵臓がんを早期に発見し、治療につなげられたことです。私の仕事が患者さんにとって少しでも貢献できたと思えた出来事でした。

「患者さんを診ている」という意識

私たちが大切にしていることは「提出された検体や個々の臓器を見る」のではなく、「患者さんを診ている」という心構えです。その心構えを形にするため、「生涯学習する医療人」という意識を持ち、日々の研鑽に努めています。週1回の勉強会は、所属する技師全員が同じレベルで検査をできるようにという意識が浸透していることもあり、自らの意思で参加しています。勉強会では、気になる症例や事例について話し合ったり、外部講師を招いたりして、スキルを高めるようにしています。このような勉強会などを行うことで、院内検査の中で極めたい検査領域ができ、それがより一層自己研鑽に励むモチベーションになっています。

※掲載情報は2025年1月取材時の情報です。

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