
さらに研鑽を積み、視野の広い臨床検査技師を目指す
- 福岡大学筑紫病院臨床検査部
- 臨床検査技師
- 2023年度入職
私たちの仕事
福岡大学筑紫病院の臨床検査部に在籍し、臨床検査技師としてさまざまな検査を行っています。臨床検査技師の仕事は、心臓や脳などの生体器官から発生する電気信号などを分析する「生理検査」、血液や尿などの採取材料(検体)の成分を分析する「検体検査」の大きく2つに分類されます。私たちは、輸血担当として患者さんへ適切な血液製剤を提供したり、血液部門の担当として白血球や赤血球の数から細胞に異常がないかを調べたりする仕事もしています。ドクター(医師)が病気の診断や治療経過の判断をするために必要な仕事であり、他職種との連携も欠かせません。
チームで動く仕事について
「検体検査」の分野では、検体が届いてから検査結果を出すまでに、多くの人が関わります。病院内はもちろん、外部の方とのやり取りもあり、間違いを防ぐために適切な情報共有を心掛けています。また、ドクター、看護師、管理栄養士、薬剤師などで組む「NST(Nutrition Support Team)」という栄養サポートチームに臨床検査技師も参加し、患者さんの1週間分の検査結果を提供するなど、他職種と1つのチームとして連携して取り組んでいます。
職場の雰囲気
親しみやすい雰囲気で、疑問に思うことや分からないことがあれば、先輩方に尋ね、解決しています。私たちは入職2年目ですが、仕事を任せてもらうことが多くなり、やりがいを感じています。限られた人数で仕事をしている分、チームワーク力が強い職場です。
今後の目標
臨床検査技師の仕事は、「検体検査」の際に私たちが異常なところに気付くことで、その後の治療につながったり、実際に接した患者さんが回復され退院を迎えられたりした時には、医療人としての嬉しさとやりがいを感じます。だからこそ、もっと勉強し、先輩方からたくさん知識を吸収して、視野の広い臨床検査技師になりたいと思います。「この人が言っているから私も頑張ろう」と思ってもらえるような人を目指し、これからも頑張っていきます。
(2024年12月)