充実したスタッフと設備で、筑紫医療圏における脳卒中治療の拠点に。
東 登志夫
Toshio Higashi
- 福岡大学筑紫病院副病院長
- 福岡大学筑紫病院脳神経外科 教授、診療部長
- 福岡大学筑紫病院 脳卒中センター長
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脳卒中特別病床数は全国屈指の規模
地域医療支援病院である福岡大学筑紫病院では、脳血管障害を起こした患者さんを緊急かつ集中的に治療するため、2016年4月に「脳卒中センター」を開設。17床の脳卒中ケアユニット(特別病床)は全国屈指の規模を誇る。 -
福岡大学病院との連携で脳神経外科の治療をさらに強化
診察・研究・教育の各分野における福岡大学病院脳神経外科との連携強化を進めることで、脳卒中診療や地域医療への「選択と集中」を可能にし、より多くの脳卒中の患者さんを診療できるようにしている。 -
人材育成にも注力、地域で脳卒中対応に取り組む
脳卒中に対応できる人材を育成すべく、東先生は自身の経験を現場で伝えるとともに、福岡大学病院からも研修医を積極的に受け入れ、将来を担う若い人材の育成を図っている。また脳卒中センターが開催するセミナーなどで地域の医療関係者に情報を発信し、地域一体となった疾患管理・介護体制の確立を目指している。
(2019年4月24日)