スポーツ外傷の調査・研究を重ね、医学的観点から選手たちを支援。

福岡大学病院救命救急センターなどで、脳神経外科の専門医として救急医療に携わってきた重森准教授は、学生時代に水泳や柔道の選手として活躍した経歴を持つ。その影響でスポーツ外傷にも関心を持ち、専門の救急医療と並行してその調査研究を続けている。

特に、2010年から「柔道による重症頭部外傷」について国内外での学会発表や論文を発表するなど、スポーツにおける頭部外傷についての研究に力を入れている。現在、「日本臨床スポーツ医学会脳神経外科部会」等の委員として、さまざまなガイドライン作成にも携わっている。

（2018年6月25日）