5月30日(木)、福岡大学法学部の専門教育科目「国際法総論」に在日カナダ大使館首席公使であるナディア・ブルジェー氏をお招きし、特別講義を行いました。この科目では、外国社会や外国の法制度に目を向け、他国の状況を理解することを目指しています。
当日はナディア・ブルジェー氏が国際社会で活躍されてきたご経験を基に、「多様性社会・カナダの経験」と題し、多様性の概念を「移民」「ジェンダー」「先住民」という3つのカテゴリに分け、具体的な例示を用いながらお話しいただきました。
本科目を担当する萩原一樹講師は、「このテーマは、近年わが国でも注目を集めているもの。今後の未来を担っていく学生たちには、そうした問題を考えていくためにも今回の内容を役立ててほしい」と話します。