「第10回(平成26年度)全国高校生川柳コンクール」入選作品決定

「第10回(平成26年度)全国高校生川柳コンクール」の入選作品が決定しました。入選は大賞(福岡大学長賞)1作品、優秀賞2作品、入賞50作品の全53作品です。

このコンクールは、活字離れが進む若い世代にわが国固有の短詩系文学・川柳に親しんでもらい、文化振興の一助を図ることを目的に平成17年から毎年開催しているものです。

  • 【大賞】
    「会えたのに みんなそろって スマホ見る」
    (京都府)大谷高等学校2年 河合 晴夏さん

    ここ数年でスマートフォンの利用者が急増し、高校生の約8割が利用しているといわれています。確かに便利で魅力的なツールであるスマートフォン。ですが、それにくぎづけになっている友人たちに「これでいいの?」と疑問を感じる高校生の気持ちが表現された作品が大賞に選ばれました。
     
  • 【優秀賞】
    「初盆で 叔母が作った 祖母の味」
    (長崎県)純心女子高等学校3年 應戸 珠未さん

    「とけていく アイスととけない 二次関数」
    (長崎県)長崎県立大村工業高等学校3年 本白水 ななみさん

その他にも世相をよく反映した作品や、友情、勉強、部活動、家族など高校生の日常をテーマにした作品等、全国123校の高校生8,012人から18,574句が寄せられました。

※入選作品はこちらからご覧ください

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