福岡大学の学生ボランティア「はかたわん海援隊」の活動が、福岡県知事から表彰されました

福岡大学の学生ボランティア「はかたわん海援隊」(約20人)は、福岡県から令和元年度の環境保全功労者として知事表彰を受け、6月6日(木)に福岡県庁において表彰式が行われました。

「はかたわん海援隊」は、流域システム研究室(工学部社会デザイン工学科)の学生たちを中心に結成された組織です。博多湾の環境を守るために、まずは川から流れ込むごみをなくしていこうと、月に一度の樋井川清掃を18年間続けています。現在この活動には、樋井川の近隣住民や高校生の参加に伴い毎回50人以上が集まります。さらに、小学校での環境学習にも取り組んでおり、子どもたちと一緒に川に入り、魚や植生を観察し、生き物と環境の関係やその大切さを教えています。

これらの長年継続した環境活動が功績として認められ、今回の表彰となりました。

  • はかたわん海援隊の功績(福岡県のホームページより)
    シロウオやホタルの観察会開催、毎月一回地域住民とともに樋井川中流部の清掃、地域の小学生を対象に月一回河川に関する環境学習を行い、地域全体の環境保全意識の向上に寄与している。
    また、年1回、清掃活動で集めたごみの組成調査、水質を調査する一斉環境調査を実施している。その結果を公表することで、多くの人に樋井川の現状を知ってもらう機会を提供している。