福大生が博多祇園山笠「追い山」で颯爽と博多のまちを走る

「福大生ステップアッププログラム(FSP)」の新プログラムとして今年度スタートした「福大生が学ぶ博多祇園山笠の伝統と歴史」。これにはベトナムや中国からの留学生を含めた男女計7人が参加しました。

5月からは「博多町家ふるさと館」や「櫛田神社」を訪れたり、大黒流の関係者と山笠に対する想いについて話を聞いたりして学んできました。

7月9日(月)からは、実際に長法被姿で「お汐井取り」や「集団山見せ」等に参加。これまで経験したことのない緊張感を肌で感じたという学生たち。

7月15日(日)早朝、ついに山笠のフィナーレとなる「追い山」に参加しました。実際に山笠(大黒流)に付いて走ったのは留学生を含む男子学生3人。女子学生4人は、「追い山」を間近で見学しました。「裏方で支える女性の力なくして山笠は成り立たない」という話を関係者から聞いた女子学生らは、勢いよく走る男衆だけでなく、それを支える女性の姿も真剣に見ていました。

「博多祇園山笠」という伝統文化の中に身を置くことで、机上の学習だけでは知り得ない多くのことを学んだ学生たちの顔は、充実感に満ちた表情でした。