総勢360人が参加、福岡大学総合体育館と福岡大学病院で総合防災訓練を実施

福岡大学は、2017年3月に福岡市と「災害時における施設等の利用協力に関する協定」を締結し、同年3月に竣工した福岡大学総合体育館を臨時避難所として運用することになりました。

11月18日(土)、災害拠点病院として指定されている福岡大学病院が実施する「総合防災訓練」と共同で、総合体育館での臨時避難所開設等訓練を行いました。本訓練は、本学学生や地域住民の方々をはじめ、さくら病院、早良警察署、城南消防署、城南区役所、本学関係者の総勢約360人が参加し、地域、行政、福岡大学、福岡大学病院が一体となった総合体育館において行う初めての訓練となりました。

訓練は、二部構成で実施され、第一部では、災害時の円滑な「避難所開設」を目的として、総合体育館で避難所開設の流れやポイントを確認。参加者の避難所開設の連携および防災意識の向上が図られました。第二部では、福岡大学病院「総合防災訓練」に地域住民の方々を模擬患者さんとして受け入れることで、地域住民の方々に災害時の福岡大学病院の役割を認識してもらいました。また、今後の地域防災活動にとって実りある訓練となりました。

 

総合体育館を使った初めての防災訓練

避難所でつまづかないよう、テープの貼り方を工夫

地域の方が患者さん役となって患者受入訓練

福岡大学病院長による講評