〔学生取材コラム〕学術文化祭取材(第2回)―放送研究部―

6月23日(月)から27日(金)まで、福岡大学七隈キャンパスで「第55回福岡大学学術文化祭」が開催され、学術文化系団体の学生約1,600人が日ごろの活動の成果を発表しました。

学生広報サポーター(登録者)3人がその模様を取材しました。全3回にわたって紹介しています。第2回は放送研究部を紹介します。

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「万華鏡」をテーマに開催された第55回学術文化祭。これを「自分たちの作品を多くの人に見てもらえる貴重な機会」だと話すのは、放送研究部の幹事を務める荒木孝人さん(人文学部歴史学科3年次生)。

約50人で週4日活動している放送研究部は、「放送祭」と称して毎年学術文化祭に参加している。今年は前期製作テーマの「最」を下に、6つのテレビ番組・ラジオドラマを製作し、上映した。「部員全員で話し合い、"最も"という意味がある『最』をテーマにすることに決めました。作品によって最強だったり最速だったり、テーマの伝え方が違うのでどれもおすすめでベストな作品です」と笑顔を見せた。

荒木さんが製作したのは「BUKATSU WARS」という作品。生徒会が決める予算を巡って、各部活動が特殊能力などを使いながら争う様子を描いたラジオドラマだそうだ。登場人物が多いため、声の出し方を変えて何役も演じ分けたり、BGMや効果音を豊富に使ったりとさまざまな工夫がなされている。製作期間が1カ月と決まっているため、締め切り前は徹夜で編集するなど苦労も多かったようだ。

今後の作品作りについて尋ねたところ「テレビや学校の講義などでも作品の発想に繋がるものがあるんです。次は一風変わった、誰も思いつかないようなものを作りたい」と話してくれた。放送研究部の作品は11月に行われる七隈祭でも見ることができる。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

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学生広報サポーター登録者(人文学部ドイツ語学科2年次生)取材

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