〔学生取材コラム〕学術文化祭取材(第1回)―写真部―

6月23日(月)から27日(金)まで、福岡大学七隈キャンパスで「第55回福岡大学学術文化祭」が開催され、学術文化系団体の学生約1,600人が日ごろの活動の成果を発表しました。

学生広報サポーター(登録者)3人がその模様を取材しました。今回から3回にわたって紹介します。

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学術文化部会主催「第55回福岡大学学術文化祭」が開催された。

本学所属の学術文化系団体32部それぞれが放つ個性が、今年度のテーマである「万華鏡」による色鮮やかな輝きとして満ち溢れていた。今回は、学術文化祭のパンフレットの写真を手掛けた写真部の幹事である井手浩太郎さん(商学部貿易学科3年次生)にお話を伺った。

写真部は、毎年3つの班に分かれ作品のテーマを決めているという。今年度は「人工物」「感情」「時間」のテーマを設け、一人一人が個性溢れる作品を作り上げた。デジタル化が進む中、カラーの写真だけでなく現在もフィルムを使ったモノクロの写真を展示しているところに、とても魅力と奥深さを感じる。暗室で一枚一枚丁寧に時間をかけて作る写真はとても繊細で、日常では味わうことのできない美しさがあった。一つのテーマであっても部員それぞれの感性や表現の仕方が違うため、一つ一つに異なる作品の面白さがある。写真だけでなく写真に付いているタイトルにも目が奪われた。

「写真の知識がない人も、学内の人や学外の人も楽しめる写真展であり、見終わった際に気に入った写真が一つでもあれば嬉しい」とのこと。

飾られている素敵な作品と部員の皆さんの温厚さが写真展全体に溢れていて、とても心地よい空間だった。写真部の写真展は、今回の学術文化祭の他に、福岡大学最大イベントの七隈祭や、外部で開催されるオール福岡大学写真展でも行われるそうだ。機会があれば、ぜひ足を運んでもらいたい。

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学生広報サポーター登録者(経済学部産業経済学科3年次生)取材

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