福岡大学学生広報サポーター(グーミーズ)のメンバーが、本学広報戦略アドバイザーの門田陽氏(株式会社電通勤務、クリエーティブ・ディレクター/コピーライター)とコラボし、約7カ月間掛けてCM動画を企画・制作し、現在、YouTube上で公開しています。
動画は、「ラーメン編」「ダンス編」「リケジョ編」「読書編」「アカペラ編」「速記編」「スカッシュ編」「落研編①」「落研編②」「測量編」「メイクなおし編」「1日編」の全12本。思わずクスッと笑えるものから授業やサークル活動のリアルなワンシーンまで、総合大学である福岡大学ならではのキャンパスライフを学生目線で表現した短編動画(各編約15秒/「1日編」のみ約1分)です。
動画制作でリーダーを務めた学生広報サポーター(グーミーズ)の山口彩香さん(人文科学研究科2年次生)が完成までを振り返ってコラムを執筆してくれました。
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「もっと沢山の人たちに福大のことを知ってほしい」「これから受験を控える高校生たちに、大学生活をイメージしてもらいたい」。そんな思いから、福岡大学学生広報サポーター(グーミーズ)がCM動画の企画・制作を開始した。2016年6月に始動したプロジェクトは2017年の2月に完成し、現在動画投稿サイト「YouTube」に公開されている。
「CM」というと、"華やかでカッコイイ"イメージを抱く人が多い。CM動画を作ることが決まったとき、私たち制作メンバーも無意識のうちにそのイメージに近づけようとしていた。"1,000人規模の福大生を集めてドローンで撮影"とか、"戦隊モノのCMをつくろう"とか。
しかし、最終型は全く別のものになった。企画を進めていくうちに、「私たちは広告会社ではなく、大学生。完璧でカッコイイCMづくりはできない」ことに気付いたからだ。それならば、大学生だからこそできることはないか?そう考えたとき、「福大生のリアルを切り取る」手法に気付いた。
いざ福大内を散策してみれば、あちらこちらから笑い声が飛んでくる。広場で必死にけん玉を練習している人がいる。はたまた、福大内のベンチで白雪姫のように眠る人もいる。そういう自由で何気ない瞬間こそ、実は味があるものだと考えるようになった。
"不安定な毎日を必死で飛び越えようとする、大学生の日常"。これを追いかけるのは、きっと同じ大学生でないとできない。テレビで流れるような完璧なCMではないかもしれないけれど、なぜか何度も見たくなる、そういうCMになったように思う。
目下の目標は、再生回数1万回。ぜひ多くの方々に見てもらいたい。
【学生広報サポーター(グーミーズ)・山口彩香さん(人文科学研究科2年次生)】
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