福岡大学の周辺にある民間下宿には、本学の教育方針を理解し、学生が学業や課外活動に専念できる生活環境を維持しているものを指定した「指定寮」があります。
この「指定寮」での暮らしについて、入居している学生4人に学生広報サポーターが取材しました。
第1回は、寮友会委員長の永易佑喜さん(工学部電気工学科3年次生)に、合原優希さん(経済学部経済学科4年次生)がインタビューした記事です。
■指定寮での生活とは
福岡大学には指定寮と呼ばれる大学周辺の民間下宿のうち、学生が学業や課外活動に専念できる生活環境を維持しているものとして福岡大学から指定された寮がある。指定寮は現在、男子寮12寮、女子寮5寮の計17寮があり、A、B、Cの3つのタイプの部屋がある。
指定寮での生活について男子寮(Aタイプ)で生活し、寮友会委員長を務める永易佑喜さん(工学部電気工学科3年次生)に話を伺った。永易さんは、一人暮ら しと違い、寮には帰宅してから話をする相手もおり、友人の部屋にいつでも遊びに行くことができるので、寮での生活は楽しいと話していた。
また、寮にはさまざまな学年、学部の学生がいるため、通常の大学生活ではつくれない交友関係を築くこともできる。履修登録や授業などのアドバイスを寮の先輩から受けることも、学生生活を送っていく上でとても心強い。寮主さんも常にいるので何かあればすぐに連絡を取れるようになっている。就職関係でも面接練習など面倒を見てくれるそうだ。
寮は規則が厳しいといったイメージがあったのだが、今回取材した永易さんが入居している寮では、共同生活を送ることを心得ておく必要はあるが、寮全体で行う行事への参加が自由だったりと想像していたよりも開放的であると感じた。
Aタイプの部屋には、生活に必要な家具や十分な収納スペースも備え付けられている。部屋以外の掃除をする必要もないため、一人暮らしよりも学生の負担は軽くなるだろう。寮を見学することも可能なので、ぜひ一度見学に行ってみることをお勧めしたい。