〔学生取材コラム〕学生チャレンジプロジェクト採択―地域全体を巻き込んだ、今までにない「大運動会」―

福岡大学では、本学学生の自主的で自由な発想から企画された独自のプロジェクトを物心両面から支援する「学生チャレンジプロジェクト」という制度があります。平成27年度「第11回学生チャレンジプロジェクト」に採択された代表者の伊達綾子さん(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)に、学生広報サポーターの山口彩香さん(人文科学研究科1年次生)がプロジェクトの概要と今後の意気込みについて聞きました。

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今年で11回目となる「学生チャレンジプロジェクト」。今年は、「七福五輪~私たちからすべての人たちへ~福岡大学大運動会」というテーマのプロジェクトが採択された。プロジェクトの代表者である伊達綾子さん(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)は、「福岡大学が地域に根付いた大学であるという特長を生かし、学生が学部学科問わずに一つになれる場を設けることで、参加者それぞれが新しく何かに対して一歩踏み出せる"キッカケづくり"となるようなプロジェクトにしたい」とプロジェクトに対する思いを語ってくれた。

福岡大学の学生のみならず地域の全ての人々を対象とした大運動会で、1,000人程度の参加者を募集し、11月末を開催時期として予定しているとのこと。音楽が鳴っている間はみんなで踊り、曲が止まると同時に玉入れをするという「ダンシング玉入れ」や、子どもからお年寄りの幅広い年齢層でつなぐ「命のバトンリレー」など、ユニークな種目を数多く考えているようである。

「大運動会」と聞くと、運動が苦手な人はどこか敬遠してしまいがちだが、お年寄りから子どもまで幅広く参加できる大会であり、「誰もがみんなでつながり楽しめる、今までにない、地域初の大運動会」であるといえる。学部学年を超えて、さらには大学を超え、地域とも協力して行う大運動会。しかしこのプロジェクトは、多くの人と出会い交流できるだけではない。「外」を知ることは自分の中にないものを見つけることで、視野が広がり自分自身の可能性を考え直すキッカケになる。つまり「自分らしさ」を再確認できる良い契機になるだろう。

最後に、伊達さんは「学生チャレンジプロジェクトは学生たちのさまざまな思いを具現化できる貴重なプロジェクトです。わざわざ自分から動かなくても大学生活は楽しいかもしれないけれど、自分から一歩踏み出して見える景色はもっと面白いものです。全部、自分自身。少しでも悩んでいたらぜひ、私たちと一緒に大運動会を楽しみましょう!」と笑顔で話してくれた。

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インタビューを受けた伊達綾子さん

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学生チャレンジプログラムの認定書授与式にて

【学生広報サポーター・山口彩香(人文科学研究科1年次生)】

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