〔LinQ原直子さんが語る〕第3回-テレビの"お天気お姉さん"に憧れて-

大学では共通教育科目(一般教養)と専門教育科目を学びます。福岡大学の共通教育科目には、総合教養科目(哲学、心理学、地球環境他)、外国語科目(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語他)、保健体育科目(スキー、ゴルフ、エアロビック他)等があります。

「私も1・2年次を中心に、中国文学、それから法律や宗教学、地理学等を履修していました。福大にはどの分野にも専門の先生がいて、その先生方から教わるわけだから、すごいゼイタクですよね。医学部生でもないのに医学部の先生から教わることもあるなんて...。31学科もある総合大学だからできることだと思います」。

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大学で原さんは、共通教育科目以外にも多方面にわたり学んでいきました。「はじめはエクセルやワード検定に挑戦しました。それから博物館の学芸員資格を取れる課程も履修。理学部+αの単位が必要になってちょっと忙しくなりました。実は私、小さいころからテレビの"お天気お姉さん"に憧れていたんです。大学で気象学の授業を履修してからは、憧れがますます強くなっていきました。各種の資格取得をサポートしてくれる福岡大学エクステンションセンターでは新しく『気象予報士』の対策講座が始まると知りました。もちろん、迷わず受講しました」。

気象予報士試験の合格率は5%以下。超難関の国家資格です。原さんは卒業後も気象予報士になる夢を持ち続け、一般知識と専門知識分野の試験はすでにクリア。「あとは実技試験ですけど、なかなか勉強時間が取れなくて。もちろん、チャレンジしますよ」。

憧れや興味を持ち続けていると、それに関係する何かしらの出会いが訪れる。そのようなことを原さんの学生生活から感じられます。次回は交友関係についてのお話です。お楽しみに。

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