紅白歌合戦出場が目標。アクティブな福大生を紹介します

今回紹介する学生は、経済学部産業経済学科3年次生(木下ゼミ)の中野諒さんです。中野さんは、福岡大学での学びを自身の音楽活動と結びつけながら、将来は紅白歌合戦出場を目指す、アクティブな福大生です。

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■ 音楽活動を始めたきっかけ
幼い頃は、スポーツに打ち込んでいた中野さん。高校時代からカラオケにハマって音楽にのめり込み、高校1年生の終わりごろからボイストレーニングやアコースティックギターのレッスンを受け始めます。その後、高校の文化祭で初めて人前で本格的に歌を披露し、続いて挑戦したカラオケ大会では賞を獲得しました。審査員の方から「プロは目指さないの?」とコメントをいただいた中野さんは「趣味でやっているので…」と答えました。しかし、そのコメントがきっかけで、「プロ」への道を意識し始めたと言います。

現在は、プロの歌手を目指し、大学での学びの傍ら、ライブ活動やオリジナル曲の作成に力を入れているそうです。今まで作曲したのは9曲。自身が企画・運営する主催ライブや路上ライブなどで披露しています。

■ゼミでの学びが音楽活動につながる

本学への進学を志望した理由は二つ。一つは、地元・福岡での進学を希望していたこと。そしてもう一つは、高校時代の部活の行き帰りに両親に送迎してもらっていた時に車の中で聞いていた、経済学部・木下教授のラジオ番組。「木下先生からぜひ学びたい」と強く感じたそうです。「木下先生の授業は、もちろんすべて受講しています」と中野さん。現在、ゼミで取り組んでいるテーマは「ファンづくり」。ライブに一度来てくれた方に次回もまた来ていただけるよう、どう働き掛けるか。プロとして音楽活動を行っていくということは、自身の音楽の魅力・技術だけでなく、ビジネスについての知識も必要不可欠。「メディアの活用」「SNSの活用」等、どんな方法が集客につながるのか、考えることは尽きません。

■ 高校生へのメッセージ

中野さんは中学時代、スポーツは大好きでしたが「勉強が”かなり”苦手だった」とのこと。高校入学後は、待ち受けている大学受験を目指して部活や音楽活動を行いながらも勉学に励んだそうです。「高校3年生には、高校生最後の年を後悔のないように過ごしてほしい。好きなことをしたいなら知識は欠かせないので、将来のために勉強を頑張ってください」とメッセージをいただきました。経済学部の知識をインプットした今、新聞やニュースで発信されている社会での出来事について以前とは理解度が全く異なり、見える世界が広がったと言います。

■ 今後の目標

大学でたくさんのことを経験し、「どんどん人脈を広げていきたい」と話す中野さん。例えば、OBの方とのつながりも強く、社長の出身大学として九州一位を誇るという本学の環境を生かし、企業経営者の方にお会いして、いろいろな話を聞いてみたいとのこと。そして、インターンシップにも参加し、特にメディア・マスコミ関係の現場を肌で体感したいと言います。夢はプロの歌手として、紅白歌合戦への出場すること。自分の幅を広げながら人間力を高めていく中野さんの今後が期待されます。

 


 

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