自分探しの旅を続けるアクティブな福大生を紹介します

今回紹介する学生は、経済学部産業経済学科3年次生(原田ゼミ)の里村亮輔さんです。里村さんは大学に入学後、人との出会いやさまざまな経験を通して「将来どんな自分でありたいか」を真剣に考えるようになりました。多くの人と話していろいろな考え方・価値観を知りたいと思い、ヒッチハイクの旅、学生団体での活動、フィリピンへの短期留学にチャレンジ。2019年1月には内閣府の青年国際交流事業「世界青年の船」に参加する、アクティブな福大生です。

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■ 人との出会い、人脈の大切さ
大学に入学してすぐ、指定寮やサークル、アルバイトで気の合う仲間と出会い、楽しい学生生活がスタートした。初めて経験することも多く、あっという間に過ぎていく毎日。将来を考えるようになったのは、アルバイトで“働く”ことを意識し始めてから。どんな視点を持って将来やりたい仕事を見つけていくか―。その答えを探すためにいろいろな人と話してみようと思い、先輩の勧めもあって、東京―福岡間をヒッチハイクで往復した。2年次の夏休み、人生のターニングポイントになると覚悟して臨んだ旅。それまで接したことのなかった多くの社会人から話を聞いたことで、「人を笑顔にすることが、自分の喜びになる」と気が付いた。そこから、やってみようと思ったことは挑戦するようになり、大学生向けのキャリア系イベントを企画する学生団体「九州未来フェスティバル」で活動したり、遊園地でのアルバイトを始めたり、経済学部独自の海外研修プログラムに参加したりして、人脈をどんどん広げていった。海外研修ではフィリピンに1カ月滞在し、外国人との交流を初めて経験。英語力を高めつつ、話す中身が大事であること、話すことでお互いを理解できることを学んだ。
 

■「世界青年の船」への挑戦
そんな時、母に勧められた内閣府の事業「世界青年の船」への参加。日本青年120人、10カ国から集まる外国青年120人が、1カ月間生活を共にしながら多国間交流活動等を行う。思い切って応募し、書類審査や日本語・英語による面接、筆記試験等を経て合格した。「世界青年の船」は1967年から行われており、これまでのOB・OGとの交流活動も活発。日本だけでなく、世界へとネットワークを広げられることに大きな魅力を感じている。日本・世界各国から集まる仲間たちと夢を語り合い、これからの社会を共に考えていきたい。出発はもうすぐだ。
 

■ 後悔しない人生を
大学での3年間、多くの友人、尊敬できる先輩、ゼミの原田先生をはじめいろいろなことを教えてくれる先生方と出会えたことで、自分と真に向き合い、成長するチャンスをつかむことができた。目的意識を持って行動することが、充実した4年間を過ごすことへとつながる。大学生になれば、学内外で活動して視野を広げ、自分が面白そうだと思ったことにはどんどん挑戦してほしいと思う。私は周りに応援してもらったおかげで今の自分があり、だからこそ誰かを応援したい気持ちが強い。恩は人から人へと引き継がれており、自分から行動を起こせば応援してくれる人にきっと出会えるはず。「後悔しない人生」をモットーに、さらにステップアップしていきたい。  

「もっとたくさんの福大生と話してみたい」と語る里村さん

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