福岡大学学生広報サポーター(グーミーズ)のメンバーが、国際交流や留学にチャレンジし続け、8月からはイギリスのリーズ大学に長期留学するアクティブな福大生を取材しました。
グーミーズの山本万桜さん(法学部法律学科1年次生)が、荒井智子さん(人文学部英語学科4年次生)を紹介します。
<荒井さんの過去の紹介記事>
■可能性を広げる英語
もうすぐ大学も夏休み。この夏何か新しいことに挑戦してみたいと思っている人、特に留学して海外に行ってみたいけど・・・と、悩んでいる人もいるのではないだろうか。今回はそのような人を後押しするアクティブな福大生を紹介したい。
今回話を聞いたのは、8月からイギリスのリーズ大学に一年間留学する人文学部英語学科4年次生の荒井智子さんだ。
荒井さんはこれまで学内外のさまざまなプログラムを通して短期留学や国際交流にチャレンジし、多くの異文化に触れてきた。こうした経験が、英語を流暢に話す現在の荒井さんを形成したのだろう。しかし、そんな彼女も昔から英語が得意だったわけではない。幼少期、実家の旅館に訪れる海外の人とコミュニケーションを取る楽しさを知ったものの、完璧に話そうとばかり考え、上手く話すことができなかったという。しかし、たとえブロークンイングリッシュでも聞こうとしてくれる海外の人の優しさに触れたことをきっかけに、伝えることの大切さを知り、英語を話すことへの意識が徐々に変わっていったそうだ。
それまでは英語を話せるようになりたい一心で努力してきた荒井さん。しかし、英語を勉強していく過程で、英語を話せることは自分の可能性を広げてくれるのだと感じるようになった。
英語を話せるということは、コミュニケーションを取る相手を増やしてくれ、人とのつながり・ネットワークの幅を広げてくれる。語学力が高ければ高いほど多くの人と深いつながりをつくってくれる。荒井さんは英語を話せるということをこのように捉えるようになったそうだ。
私はこの話を聞いたとき、英語を話せるようになることを最終的なゴールとせず、その先にある人とのつながり・ネットワークを広げることを意識して英語の勉強に励む荒井さんは素敵だと思った。
目標を立て、そこに向かってひたむきに努力する。何かしようと思ったら先延ばしにせず、すぐに行動に移す。荒井さんの話はこれから何か始めようとしている人や悩んでいる人にとって、間違いなく一歩踏み出す勇気とエールになるだろう。
自身の経験談を話す荒井さん(右)
8月からの留学に向けて意気込みを語る
【学生広報サポーター(グーミーズ)・山本万桜(法学部法律学科1年次生)】
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