〔学生取材コラム〕『学園通信』秋号(第63号)「#グーミーズコレクション」 座談会を振り返って

広報誌『福岡大学学園通信』夏号(第62号)から、学生広報サポーター(グーミーズ)のメンバーが編集するコーナー「#グーミーズコレクション」が始まりました。

秋号では、「恋愛で人は成長するのか?」をテーマに人文学部文化学科准教授の宮野真生子先生とグーミーズが座談会を実施しました。

今回は、座談会メンバーの一人である木戸綾香さん(商学部経営学科2年次生)が座談会を振り返ります。

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『学園通信』夏号(第62号)より私たちグーミーズが誌面を制作する取り組みとして「#グーミーズコレクション」の連載が始まりました!

第2回となる今回は「恋愛で人間は成長するのか?」をテーマに人文学部文化学科の宮野真生子先生をお迎えして座談会を行いました。

この座談会は、グーミーズが福大生116人を対象にしたアンケート結果を基に行われました。アンケートでは、恋人がいる人は全体の1/4、恋人はいないけれど好きな人がいるという割合も全体の1/4程度にとどまる結果となりました。この結果から、予想していたよりも恋愛をしていないこと、そして恋人がいなくてもあまり気にしない人が多いことを知りました。その一方で、恋人がいる学生は、交際相手と会う機会は特別多くないものの、毎日連絡を取っている人が85%もいたことから、恋愛関係がうまくいくよう、相手とのこまめなコミュニケーションを大切に考えている人が多いことも伺えました。このような傾向の背景には、携帯電話の普及などによってコミュニケーションが取りやすくなったことが大きく影響していると、宮野先生は話されました。

また、今回の座談会のメインテーマである「恋愛で人間は成長するのか?」について、宮野先生から興味深い話をたくさん伺うことができました。例えば、「恋愛をすることで相手を理解し、思いやる心が身に付くようになる」ということ。恋愛関係は、自分の長所も短所も含め、ありのままの自分と相手との付き合いであり、その関係を上手に築いていくためには、時として自分と違う考えを受け入れる必要が出てきます。また、何をすれば喜んでもらえ、何をすれば傷つけてしまうのかをよく考えるようになり、相手を思いやる言動を自然と心掛けるようになるそうです。これらの点で、恋愛が人間的な成長を促すというものでした。

今回の座談会を通じて、恋愛を普段考えない視点から捉えることができ、すごく新鮮で楽しかったです!ぜひ読んでみてください。

『学園通信』冬号(第64号)の「#グーミーズコレクション」もお楽しみに!

 

【学生広報サポーター(グーミーズ)・木戸 綾香(商学部経営学科2年次生)】
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