2019年 冬の全国大会出場への意気込みを語る ~サッカー部(女子)~

この冬、全国大会へ出場する部にその意気込みを語ってもらう6回目の今回は、サッカー部(女子)です。
福岡大学サッカー部(女子)は、12月24日(火)から1月19日(日)まで、三木総合防災公園(兵庫県)他で開催される「第28回全日本大学女子サッカー選手権大会」に2年ぶり27回目の出場をします。本大会へは「第28回九州大学女子サッカー選手権大会」(九州予選)で優勝を果たし、九州地区第一位代表として出場権を獲得しました。地方予選を勝ち抜いた24チームがノックアウト方式(
勝ち抜き戦・3位決定戦なし)で大学女子日本一を目指します。
 
そこで、キャプテンの熱田菜緒選手スポーツ科学部4年次生松坂真衣子選手の2人に本大会への意気込みを語ってもらいました。サッカー部(女子)の部員は選手が15人、マネージャー2人の計17人で活動し、平日は16時半から18時半まで練習を行い、土日は主に練習試合を行っています。
 
本大会出場までについて
熱田選手)昨年は1年次生が主体のチームで上級生とのコミュニケーション不足や、自分で考えて動くサッカーができていないことが課題でした。コミュニケーション不足については、練習中に下級生から意見が上がってこないことが原因でしたが、1年次生が成長し上級生も下級生の意見を聞くようにコミュニケーションを図り、ミーティングの質を高めることで改善しました。試合面での課題については、ゲーム練習の分析を選手が主体的に行うようになったことで戦術の理解が深まり、コーチからの指示をしっかりと理解できるように成長しました。部員数が少ない中でさらに個人レベルの差もあったので、一人一人がその課題を解決するために自分自身でトレーニングの計画を考え練習に取り組んだことが本大会出場の要因ではないかと思います。
 
本大会での目標や想いは?
熱田選手)昨年は九州予選の3回戦で活水女子大学に敗れ、後一歩のところで本大会への出場の切符を逃してしまいました。今年の九州予選ではその活水女子大学決勝戦で勝つことができ、本大会への出場権を獲得することができました。一昨年の成績はベスト16で、それより上のベスト8に入ることに照準を合わせて練習に取り組んできたので、チームとしての目標はベスト8です!個人としては、けがのために1年間試合に出場できず、今年全国大会へ出場することができたので、チーム全員に全国大会の”良い景色”を見せてあげたいと思います。
松坂選手)一昨年は1勝で終わり、昨年は九州予選で敗退し本大会へ出場できませんでした。今年は九州予選で自分が得点し、チームも本大会に出場することができたので、4年間の集大成として試合でも点を入れて勝利に導きたいと思います!
 
福大サッカー部(女子)の強みは?
熱田選手)少ない部員数であるため、まとまりのあるチームであるところです。全国大会では格上のチームと戦うことが多いので、守りの時間が長くなるとは思いますが、ボールを奪った後のカウンター攻撃を重視していきたいと思います。スピードに乗った速い攻撃とディフェンスでは体を張って守り切るというのが福大サッカー部(女子)の強みでありプレースタイルです!
松坂選手)部員数が少ない分、チーム全員一人一人が皆と関われることが強みです。選手同士のコミュニケーションを試合でもスムーズに取れていることが、良い結果につながっていると思います。
 
最後に一言!
熱田選手)「九州の女子サッカーを変革する!」というのが私達の大きな目標です。九州の女子サッカーは関東、関西の大学に比べると、環境もまだまだ整備されておらず競技人口も少ないのが現状です。私達、九州の大学が全国大会で好成績を残すことで、九州の女子サッカーを盛り上げていきたいと思います。変革に向けた地域の社会貢献活動もありますが、まずは自分達が好成績を残すことで注目してもらい、弱いと言われていることを覆したいと思っています!
松坂選手)九州予選の前に「ONE TEAM(ワンチーム)」をチームで掲げ、頑張るための合言葉と決めて皆で試合に挑んできました。それを掲げた以上は勝ちにこだわり、本大会ではチーム一丸となってベスト8を目指したいと思います!
 
本大会での活躍を期待するとともに、サッカー部(女子)への応援をよろしくお願いします。

 

「ONE TEAM(ワンチーム)」で目指すは全国大会ベスト8!
写真提供:福岡大学サッカー部(女子)