2019年 夏の全国大会出場への意気込みを語る ~新体操競技部(男子・女子)~

この夏、全国大会へ出場する部にその意気込みを語ってもらう7回目の今回は、新体操競技部(男子・女子)です。
福岡大学新体操競技部(男子・女子)は、8月25日(日)から8月27日(火)にかけて、北九州市総合体育館で開催される「第71回全日本学生新体操選手権大会」に出場します。
 
そこで、男子団体キャプテンの奥田敦志選手(商学部4年次生女子キャプテンの高瀬彩選手スポーツ科学部4年次生に本大会への意気込みを語ってもらいました。
 
新体操競技部の部員は男子15人、女子10人の計25人で活動しています。練習は男子が平日5時間、土日8時間、女子が平日4時間、土日5~6時間行っています。本大会団体総合・個人総合・個人種目別に出場する部員は男子13人、女子6人です。
 
練習について
(奥田選手)団体演技では、0.1秒でも一人の動きがずれるだけで、全体がバラバラに見えてしまうので、そこをつめて合わせていく練習をしています。失敗したところを何度も調整して極限まで合わせていくことは時間がかかり大変ですが、それでも新体操が好きな部員達が集まっています。
高瀬選手)本番でミスを出さないために、どれだけ練習の時からノーミスでできるかを念頭に日々練習に取り組んでいます。
 
新体操競技の魅力・見どころは?
(奥田選手)普通の人ではできないようなダイナミックな動きが魅力です。それに付け加えて、演技の同調性や工夫された動きを見て感動できるところです。"ダイナミックに動きつつ、繊細に魅せる"という奥が深い競技です。
高瀬選手)大変なことや辛いことがたくさんある中で、一つの目標を全員で決め、試合で思い通りの結果や演技ができた時には、達成感と言葉にできないほどの喜びがあることが魅力です。また、それを味わうと何があっても乗り越えることができます。
 
福岡大学体操競技部の強み・特色は?
(奥田選手)団体の4年生は1人で、他は1、2年生が8人ですが、本大会に出場を決めた西日本のインカレでは、その部員達全員が本気で取り組んでくれ出場権を得ることができました。振り付けも自分達で試行錯誤しながら行っており、新体操にかける情熱は誇れるものがあります。
高瀬選手)練習のメニューをミーティングで意見を出し合い決めています。下級生からもみんなに意見を言ってもらい、少しずつでもそれを取り入れることで全員のまとまりを大切にしています。また、去年までは先生にお願いしてきた振り付けを、今回は自分達で行い自主性を大切に取り組んでいます。
 
本大会での目標は?
(奥田選手)本大会では毎年4位なので、今年こそは優勝をねらいます!!
高瀬選手)ミスをすれば確実に順位は下がるので、本番ではミスをしないことです。私達は大きな技よりも、まず簡単なものでも失敗しないこと、減点をなくせるような演技を追求していきたいと思います。そして本大会では3位入賞を目指します!
 
最後に一言!
(奥田選手)男子新体操競技はマイナースポーツなのでもっとメジャーになってほしいと思います。新体操はスポーツの中で一番魅力的だと思っています。まるでシルク・ドゥ・ソレイユを見ているような気分にもなり、感動もあるスポーツなので、もっといろんな人に知ってもらいたいです。
高瀬選手)悔いを残さず大会を終われるように、自分達が今できることを精一杯やり遂げたいと思います。
 
本大会での活躍を期待するとともに、新体操競技部(男子・女子)への応援をよろしくお願いします。
 

(左から)高瀬選手、奥田選手