2019年 夏の全国大会出場への意気込みを語る ~体操競技部(男子・女子)~

この夏、全国大会へ出場する部にその意気込みを語ってもらう5回目の今回は、体操競技部(男子・女子)です。
福岡大学体操競技部(男子・女子)は、8月20日(火)から8月22日(木)にかけて、山口県維新百年記念体育館で開催される「第73回全日本体操競技個人総合選手権大会」に出場します。
 
そこで、男子キャプテンの内田隼人選手スポーツ科学部4年次生、米倉英信選手、女子キャプテンの井野芹凪選手の3人に本大会への意気込みを語ってもらいました。
 
体操競技部の部員は男子22人、女子14人の計36人で活動しています。練習は男子が平日・土日4時間、女子が3時間半行っています。本大会団体戦・個人総合・種目別に出場する部員は男子9人、女子7人になります。本大会での目標は、男子が団体戦の6位入賞、女子は2部での6位入賞です。
 
練習について
(内田選手)練習時からプレッシャーを与えていないと、試合時に全く違う動きになってしまうので、”チーム5人の演技がそろうまでやり直す”というルールを決めて練習に励んでいます。
(米倉選手)とにかく納得できるまで練習をします。そうすると試合でも自ずと自信を持って演技をすることができます。メンタル面の強さは練習量からくるのではないかと思います。
 
体操競技の魅力・見どころは?
(内田選手)ダイナミックさと迫力です。着地などが上手く決まった時の選手の喜んでいる姿は、見ている人にその気持ち良さが伝わってくるのではないかと思います。
(米倉選手)選手がどれだけ練習を積んできたか、どういう練習を積んでこの場に立っているかという過程を想像しながら見てほしいと思います。
(井野選手)女子は男子と比べると迫力は劣りますが、動きやふりの美しさ、芸術性に注目してほしいです。
 
福岡大学体操競技部の強みは?
(米倉選手)本大会の6位以内に入っているような強豪校は、高校から活躍している選手が多くメンバーにいますが、福大にはそういう選手がいません。しかし、福大の部員は在学中にレベルアップし、高校から活躍してきた選手と肩を並べて、全国大会で戦えています。これは部員に伸びしろがあり、日々成長を遂げている証だと思います。練習する環境も他大学と比べると専用の体育館が無かったりと恵まれていない部分もありますが、全国レベルで張り合えるまでに来ている、まさに”雑草魂”です!
 
最後に一言!
(内田選手)これまでの先輩達がつないでくれたバトンを、自分達がしっかりとより重みを持たせて、次に渡していかないといけないと思います。個人であればあきらめたり、やりたくないと思うようなことも、キャプテンとして覚悟をもってやっています。本大会は最後の年なので、今までで一番良い演技をしたいと思います。  
(米倉選手)福大体操競技部がどの位のレベルにいるかということを知っている方は少ないと思います。それを結果だけでもよいので気に留めていただき、九州で開催される試合に足を運んでいただきたいと思います。体操競技は”見られる競技、魅せる競技”で、人に見てもらうというのが根底にあります。応援があるのとないのとでは全く違い、応援がたくさんあると力になります!
(井野選手)今年はキャプテンとして、演技だけでなく態度も含めて後輩をまとめて良いかたちで最後を終えたいと思います。
 
本大会での活躍を期待するとともに、体操競技部(男子・女子)への応援をよろしくお願いします。
 

(左から)米倉選手、井野選手、内田選手