〔学生取材コラム〕留学体験記-リヨン政治学院(フランス)の交換留学体験②-

福岡大学にはグローバル人材として成長できる多彩なプログラムがあります。

そこで、留学先から帰国した2人の学生に学生広報サポーター(グーミーズ)が話を聞きました。一人は、「交換留学制度」を活用してリヨン政治学院(フランス)で1年間学んだ川端春菜さん(人文学部フランス語学科4年次生)。もう一人は、「海外研修制度」を活用して蔚山大學校(韓国)で3週間学んだ池田彩さん(人文学部英語学科2年次生)です。

全3回にわたって紹介する「留学体験記」の第2回は、リヨン政治学院で学んだ川端さんに原口花恵さん(人文学部文化学科3年次生)がインタビューした記事です。

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■その学びの、先へ

学びというものは果てしない。何かを学べば、また次の新たな学びが現れる。2014年9月~2015年8月、フランスに交換留学をした川端春菜さん(人文学部フランス語学科4年次生)に話を伺う中で、留学で得られる経験とは、学びを越えたその先にある、生きた文化を「知る」ということなのではないだろうかと感じた。

川端さんには、小学生の時から海外に行きたいという気持ちがあった。大学で出会った留学生や同じ学科の先輩からの刺激を受け、2年次生の夏には留学を決めていたそうだ。留学の制度も行先も豊富で人数の枠も少なくはない。学生が留学に挑戦しやすい福岡大学の環境も川端さんの背中を押した。彼女がフランスにある協定校の中からリヨン政治学院を選んだのは、政治、経済、法律関係の勉強をもっと深くしたかったことと、写真で見たリヨンの街並みの美しさに心引かれたことが大きいという。

「日本では友人と政治や経済の話をすることが少なかったのに比べ、フランスではそれらが頻繁に話題に上ったことで、政治についてよく考えることが必要だと感じた」と話す川端さん。周囲にいた留学生たちは日本や中国、韓国、ドイツ、スペイン、イギリス、モロッコ、マダガスカル、アメリカ、カナダなどから集まっており、フランス以外の多種多様な文化にも触れることができた。

1コマが2~3時間程ある授業、積極的に発言を行う学生たちの姿勢、試験では問題文一文に対して数ページの論文形式で答えることなど、日本との違いに戸惑ったという。最初は言葉を理解するのが難しかったということもあって、フランス語で行われる授業だけでなく、日々の生活においてもまずは慣れることからのスタート。しかし、旅行やパーティーなどで休日を過ごしていると、友だちとの会話が英語だけのものからフランス語も混ざるようになっていくなど、勉強も遊びも充実していった。英語は得意だったものの、留学するまではそれほどフランス語が堪能ではなかったという川端さん。やはり、言語の習得においては現地でネーティブの人と接しなければ分からないことがたくさんある。今では大体のフランス語での会話は理解できるのだそうだ。

自分自身が大きく変わったと感じることは、以前よりも自立心が強まったことだという。また、多くの出会いにより文化の差に驚かなくなり、さまざまなことを受け入れられるようになったこともその一つだそうだ。川端さんは、この1年ではまだ足りないと感じ、フランスの大学院への進学も考えている。

「留学から得られるものは語学における経験だけにとどまらない。社会に出る前に、世界に向けて視野を広げることは重要だ」と川端さんは語る。全身で異文化を体験することで、日本の文化を客観的に見るチャンスにもなる。言語に限らず、学ぶほどに世界は広がっていくが、だからこそ、その先へそしてさらにもっと向こうへと進みたくなる。

留学は、大学生活における成長のための一つの選択肢に過ぎないのかもしれない。だが、少しでも興味があるのなら、挑戦することで「その先」への道が無限に広がるかもしれない。

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お別れパーティの様子

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留学最終日に仲間たちと

【学生広報サポーター(グーミーズ)・原口花恵さん(人文学部文化学科3年次生)】

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