暴力・ハラスメントから訪問看護スタッフを守る! 訪問看護スタッフ連携アプリ「クルサ」プロトタイプ版が完成しました

 福岡大学医学部看護学科・工学部電子情報工学科・㈱ネットワーク応用技術研究所※1の共同研究開発による「訪問看護スタッフ連携アプリ“クルサ”」のプロトタイプ版が完成しました。

                 ※1:九州電力グループで、先端技術を活用したシステム開発等を得意とする開発会社 


訪問看護スタッフ連携アプリ“クルサ”の開発背景

・訪問看護スタッフは暴力、ハラスメント、ストーカー等の被害を受けやすい職種
・“クルサ”は「GPSによる全スタッフの位置情報の共有」、「緊急時の支援要請」、「支援要請先までのルートナビ」、「グループチャット」等の機能を備えた位置情報系コミュニケーションアプリ
・単独対応できないような緊急事態が発生した際、すぐに近くのスタッフに応援要請が可能
・訪問診療、訪問介護などの訪問を生業とする職種でも応用可能
・ユーザー管理システムも開発し、事業所単位でユーザーによるスタッフ情報等の登録が可能
・クルサ(プロトタイプ版)を用いた実証実験は2023年度内の開始を予定
・実証実験終了後は社会実装に向けた取り組みを強化予定
・“クルサ”の社会実装にご協力頂ける企業・団体様等については随時募集中
                 
※当アプリ関連の特許出願中(特開2021-196793)

【お問い合わせ先】
福岡大学 医学部看護学科 助教 池田 智
メール:ikedasatoshi★fukuoka-u.ac.jp  ※メールを送る時は「★」を「@」に変えて下さい
電話:092-801-1011(代)(内線:4371)