城南警察署で少年補導員研修会を開催(6/2)犯罪心理学の専門家 大上教授が講演

少年補導員は、少年の非行防止と健全育成を目指して活動する民間協力者(ボランティア)です。現在、福岡県内では1,870人の少年補導員が活動しており、城南警察署管内でも28人の補導員が夜間の補導活動や小学生の登下校時の見守り、有害環境の浄化などに取り組んでいます。

6月2日(金)17時から城南警察署で、少年補導員の皆さんが防犯ボランティア活動に関する専門的な知識を身に付け、より効果的な活動を行うための研修会が開催されます。

本研修会では、福岡大学人文学部文化学科の大上(おおうえ)渉(わたる)教授による「地域の安全を守る:防犯ボランティアの効果とその意義」についての講演があります。大上教授は、認知心理学や犯罪心理学が専門で、犯罪心理学の中でも、犯罪捜査に貢献する捜査心理学の研究を行っています。

講演では、「防犯ボランティア活動が地域の犯罪発生率を抑制するだけでなく、地域住民の犯罪被害リスクの認知を高め、犯罪被害への不安を軽減させること」「地域のボランティア活動は、参加者の死亡率を低減させるなど、心身の健康に副次的効果があること」などを紹介します。

  • 【日時】
    6月2日(金)17:00~17:40
  • 【会場】  
    城南警察署4階大会議室(福岡市城南区七隈7丁目41番15号)
  • 【参加者】  
    城南警察署少年補導員、城南警察署生活安全課少年係員、七隈校区防犯推進委員など30人
  • 【主催】  
    福岡県警察城南警察署生活安全課少年係
  • 【お問い合わせ先】
    福岡大学 人文学部文化学科 教授 大上(おおうえ) 渉(わたる)
    電話:
    092-871-6631(代)(内線:3814)
    E-mail: :
    oue★fukuoka-u.ac.jp
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