~にぎわいが戻ったキャンパスに学生の新たな憩いの場が完成~
福岡大学には「有朋会館」という築48年の伝統ある建物があり、その中に学生ラウンジがあります。
しかし、平成17年の七隈線開通に伴い学生の動線が大きく変化したことにより、ラウンジを利用する学生が少ない状況が続いていました。そこで本学工学部建築学科の宮崎慎也准教授・四ヶ所高志助教と学生が、「教員」と「学生」が共に創る「共創」をテーマに、親しみを感じられるような空間づくりを目指し、ワークショップなどで意見を交わしながら、ラウンジのリノベーションを行いました。
昨年度は窓際(北側のみ)に設けるハイカウンターデスクと、可動式・組み立て式の自主学習ブースを製作し、今年度は南側のデスクと椅子の配置を行いました。有朋会館前の屋外広場の改修工事も終了し、新たな学生の憩いの場となっています。5月8日に新型コロナが「5類感染症」になったことを機に、キャンパスにもコロナ前の日常が戻ってきています。
5月15日(月)には、有朋会館ラウンジ前広場にて「Coffee Lab」がブースを出し、参加者にコーヒーを振舞います。
「Coffee Lab」とは理学部化学科の教員、学生が一緒にコーヒーを化学的に楽しむラボとして活動している団体です。
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<有朋会館共創リノベーション事業>
・令和3年度より工学部建築学科の教員、学生が中心となりラウンジのリノベーションのプロジェクトが開始。
・リノベーションには建築学科の学生の他、他学部の学生も参加。
・ラウンジの改修には学生756人からのアンケートを参考に改修案を企画。
・学習ブースなどは木を傷つけずに組み換え可能な“つなぎ”のシステムを用いて作成。
※“つなぎ”の詳細につきましては以下のQRコードをご参照ください。
- 日時:2023年5月15日(月)16:30~17:30
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場所:福岡大学有朋会館ラウンジ前広場(雨天の場合有朋会館ラウンジで開催) ※キャンパスマップはこちら
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【お問い合わせ先】
福岡大学 工学部建築学科 助教 四ヶ所 高志
電話:092-871-6631 (代)(内線:6525)