プラスチックリサイクルの現状と将来課題に 関する産学官連携シンポジウムを開催(3/9)

現在、海洋プラスチックゴミ・マイクロプラスチックに代表される環境汚染問題や、SDGsおよびカーボンニュートラルなどの循環型社会の構築に向けて、プラスチック生産・利用そして使用済プラスチックの処理方法にどのように取り組むかが大きな課題となっています。

福岡大学工学部化学システム工学科の八尾滋教授は、環境・資源循環性に優れているとされているプラスチックの再生利用について、最先端の研究開発を行っています。また、八尾教授の研究成果は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」に採択され、現在8大学・1研究機関・12企業によるプロジェクトが進行しています。

この度、八尾教授が所長を務める福岡大学機能・構造マテリアル研究所の主催でシンポジウムを開催します。

使用済みプラスチックのマテリアルリサイクルに関する取組みは、各所で行われており、それに従い、回収から再生・製品化に至るマテリアルリサイクルの各過程において、新たな課題が明らかになりつつあります。

本シンポジウムでは、各過程で実際に取り組んでいる自治体・大学・企業から現状の取組みを紹介していただき、マテリアルリサイクル推進における将来課題について、包括的な観点から共通認識を醸成し、解決法を探っていきます。

シンポジウムは既に300人の参加申し込みを受けており、現地参加の定員は埋まっておりますが、まだウェブでの参加は受け付けております(3月7日まで)。参加費は無料となっておりますので、ぜひご参加ください。

  • 日時
    3月9日(水)13時00分~17時30分
  • 会場
    アルカディア市ヶ谷私学会館4階鳳凰(東京都千代田区九段北4-2-25)
  • 申込み
    フォームからお申込みください。
  • お問い合わせ先
    福岡大学機能・構造マテリアル研究所
    Email:shyao★fukuoka-u.ac.jp
    ※メールを送る時は「★」を「@」に変えてください。