福岡大学は、3月7日(月)、中央図書館1階多目的ホールで清華大学環境科学系名誉教授・郝吉明(HAO Jiming)氏をお招きし、特別講演会「中国の大気汚染の現状と対策-PM2.5問題-」を開催します。
郝吉明氏は、中国工程院院士の称号を有する国際的な研究者で、特に大気汚染に関する第一線の研究者として現在も活躍されており、中華人民共和国の環境分野におけるブレーンでもある方です。
本学と清華大学との交流は、文部科学省の拠点大学交流事業(京都大学-清華大学、2001年~2010年)において、プロジェクトリーダー(京都大学)からごみの埋立を専門とする本学工学部の松藤教授に協力依頼があり、本学のプロジェクト参加が決まったことによります。また2003年には、本学と福岡市が共同で開発したごみ処理技術「福岡方式(準好気性埋立)」を中国で初めて採用した最終処分場の建設が雲南省において実現し、それを機に「福岡大学-福岡市-清華大学」の間で技術協力協定が結ばれました。
郝吉明氏は現在、本学の客員教授でもあり、大学間における教員・学生との学術交流を積極的に行っています。今回はその一環で来学され、深刻化する中国の大気汚染の現状と対策に関して、最新の情報を基に特別講演会を行います。
記
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【日時】
3月7日(月)14:00~16:00 -
【対象】
福岡大学学生・教職員、一般市民 -
【会場】
福岡大学中央図書館1階 多目的ホール ※キャンパスマップはこちら -
【定員】
100人(入場無料・事前申し込み不要) -
【言語】
中国語(日本語通訳有) -
【主催】
福岡大学環境保全センター -
【共催】
福岡大学工学部社会デザイン工学科水理衛生工学実験室
福岡大学理学部地球圏科学科気圏物質科学研究室 -
【後援】
福岡市環境局
【お問い合わせ先】
福岡大学環境保全センター(内線:3351)
電話:092-871-6631(代) FAX:092-866-5254