ノーベル賞作家・ヘミングウェイの名作『老人と海』
60年ぶりに新訳刊行 新しい「老人」の内面に迫る
12月5日(土)、福岡大学中央図書館で「読書会」を開催します。
読書会は指定された1冊の本を事前に読み、内容について講師と学生でひも解いていく企画です。今回は、初訳刊行から60年ぶりに新訳が刊行され、再び注目を集めている『老人と海』を推薦図書として取り上げます。
アメリカの作家・アーネスト・ヘミングウェイが晩年に書き上げた『老人と海』は、1953年ピューリツァー賞、1954年にノーベル文学賞を受賞するきっかけになったともいわれる名作です。主人公の老人をはじめ、主要な人物の年齢をはっきり示さないなど、解釈の幅をあえて広げていると言われる本作ですが、翻訳家・小川高義氏の新訳では主人公の「老人」に新しいイメージを加えたことで話題になりました。
当日は、新訳『老人と海』を出版した株式会社光文社の駒井稔出版局長を講師に迎え、新訳と旧訳の読み比べを行います。
記
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【日時】
12月5日(土) 午前10時~午後0時 -
【場所】
福岡大学中央図書館 2階グループ学習室L22-23 ※キャンパスマップ -
【推薦図書】
『老人と海』アーネスト・ヘミングウェイ著
【お問い合わせ先】
福岡大学学術情報課
電話:092-871-6631(代)(内線:2713)FAX:092-865-3794