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プロ野球ドラフト会議に臨む梅野隆太郎選手が心境を語る

2013.10.21

プロ野球ドラフト会議を間近に控える梅野隆太郎選手(スポーツ科学部4年次生)がインタビューに答えてくれました。インタビューアーは本学の卒業生でフリーライターの田端慶子氏。(最下段左写真:読売新聞社提供)

取材記事をご覧ください。

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■ インタビュー記事 ■

<ドラフト会議の注目株>

10月24日、プロ野球新人選手選抜会議(通称:ドラフト会議)が行われるのを前に、 プロ志望届けを出している本学4年次生の梅野隆太郎(捕手、スポーツ科学部在籍)が思いを語った。大学日本代表の4番経験もある梅野は、遠投120mの強肩、大学4年間のリーグ打率5割以上という研ぎ澄まされたバッティングセンスが魅力。即戦力として、複数の球団の上位指名候補者に挙がっている。

<大学4年間で大きく飛躍>

「プロ野球選手になることは、野球を始めて以来の夢でした。しかし今は、結果の積み重ねが評価される“就職試験”のような気持ちもあり、試合と違う緊張感があります」。ドラフト会議を目前に控え、梅野は淡々と語った。福工大城東高時代もプロ入りの可能性があったが「下位指名で入れたとしても、身体もできていないし勝負できない」と、志望届けを出さずに本学へ進学。進学当初は練習レベルに満足できない時期もあったが、毎日の自主トレを欠かさず、また3年次生でキャプテンになってからはチームの意識レベルの向上にも尽力した。結果、2012年の春から今秋まで4大会連続で全国大会へ出場。その統率力はチームの域を超え、大学野球日本代表の主将という形でも評価されている。

“打てる捕手”として、高い打撃力に注目が集まる梅野だが、この4年間で最も成長したのは守備力ではないだろうか。学内での練習に加え、大学日本代表の神川明彦監督(明治大)が捕手出身であったことから、送球からキャッチングまで幅広く指南を受けた。理想の捕手像はないというが、巨人の阿部慎之介選手は一つの目標型。理由は「打つことに魅力もあるし、捕手としてはワンバウンドの球も止めてくれる信頼感がある。あのキャプテンシーといい、守備の要として他の選手に安心してもらえる存在はいいと思う」からだ。

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<母の遺言を胸に>

草野球をしていた父の影響を受け、小学2年生で地元の少年野球チームに入団。あっという間に野球のとりこになった。だがその2年後、大好きだった母を病気で亡くした。後に聞いた話だが、母は亡くなる前、父に「隆太郎をプロ野球選手にしてください」と遺言を残していたという。この言葉に背中を押されるように、梅野は一心にプロへの道を駆け上がってきた。

最後に、梅野に16年間の野球人生を振り返ってもらった。「十分キャッチャーとしてやれたからここまで来られたと思うし、全日本や他の人が経験できないことも経験できたから、ここまでは満足しています。ただ、(プロになった後は)仕事としてみないと、プロ野球選手という肩書きだけでは満足できない。だから、正捕手として一軍で出られるチャンスがある球団に入りたいと願っていますし、長くプレーすることが目標です」。鋭い眼光と力強い言葉の数々。厳しいレギュラー争いをも乗り越えられる底力を感じた。     

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■ライター:田端 慶子■
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