福大生が博多祇園山笠「四番山笠大黒流」で颯爽と博多のまちを走る

福岡大学では2018年度から、「福大生が学ぶ博多祇園山笠の伝統と歴史」〔福大生ステップアッププログラム(FSP)〕を実施しています。今年度は、ベトナムからの留学生を含めた男女計5人が参加しました。

参加者は6月に「博多町家ふるさと館」や「櫛田神社」を訪れ、博多の町と共に変化した山笠の歴史を学びました。また、大黒流の関係者から直接お話を伺うことで「博多祇園山笠」のイメージを膨らませていきました。

7月9日(火) からは、実践コース参加の学生は実際に法被姿で「お汐井取り」や「流舁き」等に参加し、これまで経験したことのない緊張感を肌で感じ、教養コース参加の学生は「ごりょんさん」と呼ばれる方たちと「直会(なおらい)」の食事の準備等を体験しました。

そして、7月15日(月・祝) 早朝には、山笠のフィナーレとなる「追い山」に参加しました。留学生を含む実践コース参加の男子学生2人は実際に四番山笠大黒流について走り、教養コース参加の学生3人は、その様子を間近で見学しました。

「博多祇園山笠」という伝統文化の中に身を置くことで、机上の学習だけでは知り得ない多くのことを学んだ学生たちの顔は、充実感に満ちた表情でした。