「第58回学術文化祭」魅力や見どころを紹介(学術文化部会幹事長にインタビュー)

6月19日(月)から23日(金)に福岡大学で「第58回学術文化祭」が開催されます。これは、在学生はもとより卒業生、地域の皆さまなどに文化系の公認団体それぞれの活動内容を知ってもらうイベントです。

今回のコラムでは、学術文化部会の学生約1,500人を統括する、学術文化部会第60代常任幹事会幹事長・林悠貴さん(工学部電子情報工学科4年次生)に、学術文化祭の魅力や見どころについて伺いました。

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■1,500もの色を一つにした「綾」を目指して

6月19日(月)から行われる「第58回学術文化祭」。今回のテーマは「綾(あや)」。「綾」とは、綾絹という織物を指す。幾度も糸を織り込むことで強くなめらかで美しい生地に仕上がる。学術文化部会全体を「綾」として例えると、学生一人一人はその「綾」を構成する糸一本一本であり、それぞれが異なる個性を合わせて色鮮やかな「綾」が完成する。

本学の一大イベント「学園祭」と同様、文化系の団体が一堂に発表できる場であるが、学園祭では展示ブースを設けない研究系のサークルもこの期間のために2017年2月から準備を進めており、学術文化祭でしか見られないモノ、体験できないコトがある。

例えば、本イベントが部の最大行事である「歴史研究部」は、部活内の研究テーマに沿ってお客さまに興味を持っていただけるようなコンテンツ制作そして分かりやすい発表の練習を行っている。また、期間中、能楽部は「仕舞・素謡体験」として扇を持った舞の体験を企画するなど、それぞれのサークルが魅力的な取り組みを催す予定である。

また、タレント・「百獣の王」武井壮氏を招いた"トークショー"も企画している。入場無料であり、陸上十種競技の元日本チャンピオンで「自分史上最高」を目指してさまざまなチャレンジを行う武井氏の話を直接聞けるチャンスである。

毎年恒例のスタンプラリーも実施。今年は景品をランクアップ、スタンプを集めてクジを引き、特賞は「iPad」が当たる。

「今まで知らなかったことを知る良い機会になると考えています。普段見る機会の少ない展示を見て、必ず何か一つ興味を持てるものがあるはずです。トークショーにも展示にも25日(日)に開催する音楽系サークルの発表の場である"音楽の夕べ"にも立ち寄ってもらいたいです」と林さん。ぜひ学生たちのエネルギーをこのイベントで感じてもらいたい。

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幹事長の林悠貴さん

 

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