現役の福大生としては20年ぶり5人目のオリンピック出場となった兒玉芽生選手(人文学部教育・臨床心理学科4年次生)が、「東京2020大会」女子4×100mリレーに日本代表として出場した結果を朔啓二郎学長に報告しました。
学長は「オリンピック出場おめでとう。お疲れ様でした」と拍手で兒玉選手を学長室で出迎えました。兒玉選手は「緊張しました」と言い、ホッとしたような笑顔を見せながら、同席した信岡沙希重准教授(スポーツ科学部、「東京2020大会」コーチとして随行)や副学長等と「東京2020大会」を振り返りました。
学長室での兒玉選手
懇談の様子
オリンピックの雰囲気、選手村や選手村の食堂等の話に興味津々の学長は、「周囲にオリンピック出場選手がいないので面白い話だ。次のパリ大会にも出てまた話を聞かせてほしい」とエールを送りました。
兒玉選手は、「パリを目指して頑張ります」と決意を新たにした様子で応え、「今季最終レースとなるインカレが来週あるので、まずは優勝目指してそれを精一杯頑張ります」と話しました。
兒玉選手は、「オリンピックに出場して、コロナ禍で大変な運営状況の中、ボランティアの方をはじめスタッフの方々から掛けていただいた『お疲れ様』の温かい言葉に感動しました。オリンピックに出てみて、体格や精神面等、世界との壁を直に感じました。どんな状況であっても勝てるような選手になりたいと思います。たくさんの方々に支えていただき、素晴らしい応援を頂きました。皆さんのお陰で無事にレースを行うことができました。大変感謝しています。ありがとうございました」と話します。
予定されていた懇談の時間はあっという間に過ぎ、記念の写真撮影を行って兒玉選手は学長室を後にしました。
兒玉選手は、9月17日(金)から19(日)に熊谷スポーツ文化公園(埼玉県)で行われる全日本インカレが福大生最後のレースとなる予定です。引き続き、兒玉選手への応援をお願いします。

朔学長(左)と兒玉選手
(左から)田中副学長、加留部副学長、朔学長、兒玉選手、信岡准教授、栫井学生部長