福岡大学の歴史をシリーズでお届けしています。
今回のテーマは、入学試験です。大学史資料室からの情報提供をもとにお伝えします。
本学の前身校である福岡高等商業学校の第1回入学試験は、文部省の認可が遅れて昭和9(1934)年4月26日に下りたため、同年5月10日・11日の両日行われました。試験は、1日目の10日に福岡県教育会館で口頭試問と体格検査が行われ、2日目の11日は九州帝国大学で筆答考査が行われました。
本学への入学志願者数は、昭和31(1956)年は2,005人、昭和35(1960)年は3,522人と推移していき、昭和41(1966)年に1万人を突破しました。その後、昭和49(1974)年に3万人台、昭和51(1976)年に4万人台に達し、平成2(1990)年には6万人を超えました。
※入学志願者数は、推薦入学試験志願者を含み、学部留学生は除く
また、昭和43(1968)年2月の入学試験は、51年ぶりの大雪の中で行われ、昭和44(1969)年度の入学試験業務では、当時高性能機であった電算機(FACOM 270‐20)を初めて導入しました。
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入学試験(一般選抜)が始まりました