福岡大学の歴史をシリーズでお届けしています。
今回のテーマは、文系センター棟です。大学史資料室からの情報提供をもとにお伝えします。
本学正門アプローチを抜け左側にある文系センター棟は、本学創立50周年を記念して昭和59(1984)年に建設されました。地下1階、地上16階の高層棟と地下1階、地上5階の低層棟で構成されており、建設位置は、七隈キャンパスの将来計画に基づいて、キャンパス全体のほぼ中央の場所が選定されました。
高層棟の施設内は、1階は学生の集いの場である「プラザ50」があり、2階部分は吹抜けとなっています。プラザ50は、平成18(2006)年8月に文系センター棟の高層棟1階の暴風対策工事により整備された、美しく広々としたロビーラウンジです。学生および教職員等の通路として使用するとともに、通路両サイドの空間は情報交換の場としても利用されています。文系センター棟が創立50周年記念棟であることから「プラザ50」の愛称がつけられました。
また、16階には、眼下に広がる素晴らしい眺めを楽しみながら食事ができるレストラン「スカイラウンジ」があり、多くの学生や教職員に利用されています。
なお、昭和59(1984)年には、文系センター棟1階ロビーに昭和31(1956)年から昭和47(1972)年まで、学長・総長として福岡大学を総合大学へ導いた今村有先生の功績をたたえる胸像が建立されました。