福岡大学の歴史をシリーズでお届けしています。
今回のテーマは、七隈祭です。大学史資料室からの情報提供をもとにお伝えします。
七隈祭のはじまりは、昭和31(1956)年10月28日、七隈グラウンドで「本館落成、法経学部増設記念行事」の一環として行われた大運動会と、同年10月30日、福岡市中央区渡辺通りの電気ホールで開かれた学友会主催の記念文化祭です。それまでは現在の形での学園祭は開催されておらず、運動会や文化祭といった単一の行事がそれぞれ挙行されていました。
七隈祭の名称は、「福大祭」「学園祭」と変遷し、昭和39(1964)年、本学創立30周年を迎えて、「学園祭」を「七隈祭」とあらためると同時に、統一テーマ「私学理念の再認識と追求」、チーフタイトル「椅子は何故足りないのだろう」、サブタイトル「地域社会の情勢を洞察しその是正と高揚に努めよう」を設定しました。11月25日、前夜祭の市中パレード、26日から七隈学舎、平和台学舎での体育デー、文化デーが行われ、30日の電気ホールにおける文化祭で幕を閉じました。
昭和44(1969)年の第14回は本学創立35周年を記念し、11月1日から5日間、文化祭・器楽演奏・演劇・発表祭・講演会・展示会・討論会・映画会・フォークダンス・バザー・体育祭を開催しました。
昭和45(1970)年までは前夜祭と市中パレードが同一企画として行われており、市中パレードの終着点(城内二部グラウンド)で集会が行われ前夜祭の形をとっていました。
令和4年11月3日(木・祝)~5日(土)の3日間開催される「第67回七隈祭」「第24回雅祭」は、3年ぶりに全ての企画を対面形式で実施予定です。
※「地域パレード」および医学部生による「医学祭」は中止となります。


本館落成法経学部増設記念文化祭(昭和31年)

本館落成大運動会(昭和31年)

第11回七隈祭(昭和41年)

第12回七隈祭(昭和42年)

第14回七隈祭(昭和44年)

第21回七隈祭(昭和51年)

第22回七隈祭(昭和52年)

第22回七隈祭(昭和52年)

第23回七隈祭(昭和53年)

第23回七隈祭(昭和53年)

第23回七隈祭(昭和53年)

第23回七隈祭(昭和53年)

第23回七隈祭(昭和53年)

第25回七隈祭(昭和55年)

第25回七隈祭(昭和55年)

第30回七隈祭(昭和60年)

第32回七隈祭(後夜祭)(昭和62年)

第39回七隈祭(後夜祭)(平成6年)

第44回七隈祭(後夜祭)(平成11年)

第45回七隈祭(後夜祭)(平成12年)

第63回七隈祭(平成30年)

第63回七隈祭(平成30年)