『福岡大学学園通信』第73号(令和4年4月発行)では、「福岡大学の研究 ~FUKUDAI LAB~」と題し、福岡大学で行われる研究にスポットライトを当て、9人の研究者に話を聞きました。
薬学部の石橋大輔教授の研究を紹介します。
感染症でもあるプリオン病は、発症から数カ月で体が動かなくなる、致死性の指定難病です。アルツハイマー病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)と同じように、脳や脊髄の中のある特定の神経細胞群が障害を受ける病気の一つで、日本で年間100人ほど発症しています。
プリオン病を対象にした研究の歴史は長い一方、確立された治療法や治療薬はいまだありません。私が行った治療薬研究では、正常なプリオンタンパクが異常構造に変換しないように働く化合物をコンピューターを使ったシミュレーションで導き出しました。
詳しい記事はこちら(17ページ)をぜひご覧ください。
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