『福岡大学学園通信』第73号(令和4年4月発行)では、「福岡大学の研究 ~FUKUDAI LAB~」と題し、福岡大学で行われる研究にスポットライトを当て、9人の研究者に話を聞きました。
社会保障法が専門の法学部の山下慎一教授の研究を紹介します。
私たちが風邪を引いたり、ケガをしたりしたとき、病院で治療を受けます。その時に支払う治療費は、例えば現役世代だと3割負担で済みます。これは社会保障の仕組みがあるからです。このような仕組みを、歴史的な資料や裁判例の検討、海外の制度との比較などを通して、法的な権利と義務の観点から研究を続けています。
最近は、プロスポーツ選手の社会保障について研究しています。私は、「スポーツ選手は2度の引退を経験する」と考えています。
詳しい記事はこちら(11ページ)をぜひご覧ください。
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研究テーマである「社会保障」について、山下教授が執筆した新著『社会保障のトリセツ』(弘文堂)が8月下旬に刊行されます。
複雑で分かりにくい社会保障の仕組みを、誰にでも分かるような言葉とイラストに落とし込んだ著書です。