『福岡大学学園通信』第73号(令和4年4月発行)では、「福岡大学の研究 ~FUKUDAI LAB~」と題し、福岡大学で行われる研究にスポットライトを当て、9人の研究者に話を聞きました。
医学部医学科の角田俊之准教授の研究を紹介します。
副作用が少なく、これまでにない安価で体にやさしい抗がん剤の実現を目指しています。
恩師の白澤専二教授の指導のもと、3D培養でがんモデルと正常モデルの細胞塊を作製し、体の中に近い状態でがんモデルにのみ効果を示す化合物を探る方法を開発しました。得られた化合物群を用いてマウス実験を行い、副作用が少なく、がんに有効性を示す化合物を絞り込みます。最終的にはその化合物の標的となるタンパク質を探していきます。
細胞生物学講座、先端分子医学研究所(白澤専二所長)をはじめ、多くの方の協力を得ながら進めていきます。
詳しい記事はこちら(16ページ)をぜひご覧ください。
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