お久しぶりです!私の最近の就活状況は模擬面接を行いながら、自己分析を見直したりしています。時折、謎の焦りを感じる時もありますが、自分のペースでやるべきこと・やりたいことに取り組んでいきたいと思います。
今回は、「先生に聞く!就活ってなんぞや?」シリーズの第二弾です!第一弾から随分と間が空いてしまいましたが、今回も盛りだくさんの内容をお伝えします!今回は、人材業界に勤務していたこともある福岡大学商学部の森田泰暢先生に「働くってなに?」のテーマで就職活動のアドバイスややりがいについて話を聞きました。
〈目次〉
①やりがいってなに?
②サンプルを作ろう
③基準は自分で決める
①やりがいってなに?
まず私は、「やりがいのある仕事に就きたい」「やりがいを持って働きたい」と考えています。今回の取材でもどんな風に働きたいか、という話になったときに、同じことを答えました。では、そもそもやりがいとは何でしょうか。森田先生にそう聞かれ、私は「仕事の原動力になるもの」と答えながら、「私にとってのやりがいをよく分かってないかもしれない…?」なんて考えていました。アルバイトをしているときにやりがいを感じた瞬間について話していると、どうやら私はやりがいは与えられるものと考えていたことに気付きました。森田先生は、「やりがいを与えられるものと思うのはしんどいし、偶然性が高過ぎるのではないか。一方で、やりがいを自ら生み出せる人や仕事を面白がれる人は楽しく働けるのかも」と、やりがいの捉え方の違いについて話してくださいました。合同企業説明会に参加して企業選びをしている今の時期に、自分のこだわっている部分における別の視点を知ることができ、少し視界が晴れた気がしました。
②サンプルを作ろう
私は現在、業界を絞らず説明会や短期インターンシップへ参加しています。結局自分はどこの業界に行きたいのかと悩んでいたのですが、そのことを森田先生に話してみたところ、「業界で選ぶ必要はない。集めた企業データに自分の感情が入っていても問題ないし、感情込みの企業データの分析、検証/考察を行うといい」とアドバイスを頂きました。また「企業を選ぶときに、いいかもサンプルとなんかやだなサンプルを作ってみると、自然と就活の軸が見えてくるのではないか」ともおっしゃいました。サンプルを作り、自分の軸を定めることで、自分なりのやりがいの答えも見えてくるかもしれないと思いました。まずは、これまで説明会やインターンシップに参加した企業の資料を見返し、感情を追加したサンプルを作成してみようと思います!
③基準は自分で決める
自分が幸福だと思う基準は何でしょうか?基準を下げると幸せだと感じる瞬間を多く発見できるようになります。就職活動においても多くの選択がありますが、何を基準にするかで結果は左右されます。先生は「この基準が外軸である程ぶれやすい。基準は自分のビジョンやこうしたいという思いからなる自分軸で選ぶべき。例えば、生活における孤独を解消したいも一つの軸であり、早く帰って、漫画描きたいも一つの基準である」とおっしゃいました。就活のテクニックに踊らされるのではなく、自分なりの基準を見つけることが不可欠であり、それが自分の就活になるのだと思いました。

森田先生の研究室にて
まずは、企業説明会に参加した時のメモ等を見返しながら、サンプリングすることから始めようと思います!
次回の「ちえの就活日記⑫」もお楽しみに!
【インタビュイー】
商学部経営学科 森田 泰暢 准教授
研究テーマ…経営学、商品開発、組織研究
【参考】
森田先生のブログ:就活の時期ですね
