あっという間に9月になりましたね!まだまだ暑い日が続くので、熱中症には注意して過ごしていきたいと思います!
私は夏季休暇中に、オンラインで「スタンフォード式自己分析講座」に参加しました。そこで今回は、その紹介と講座を受けた感想を書こうと思います。
「スタンフォード式自己分析」とは、世界の名門大学で注目されているライフデザインの手法の一つです。スタンフォード大学の教員であるビル・バーネットさんとデイヴ・エヴァンスさんが考案した考え方で、「自分が熱中できる仕事・自分が向いている仕事を見つけること」を目的としています。彼らの著書に『スタンフォード式人生デザイン講座』があるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
実際の講座では、以下の流れで自己分析を行い、少人数グループに分かれ、自分の分析結果を発表しました。
①仕事観と人生観を把握する
まず自分の仕事観を把握するために、「仕事の意味」や「価値のある仕事」について考え、言語化していきました。次に人生観を把握する作業では、「自分と他者との関係」や、「なぜ今自分がここにいるのか」などを考えました。その後、仕事観と人生観の補い合っている部分・食い違っている部分、2つの価値観の因果関係などを書き出しました。
いわばこの作業は、職業選択の方向性を定めるための「コンパス」をつくる作業になります。
②過去の経験から志向性を導き出す
過去の熱中した経験に対し、どの程度エネルギーを消費したのか、さらにそのエネルギーはポジティブなものかネガティブなものかで選別し、自分の志向性を定めていきました。ここでいうポジティブなエネルギーとは、「やって良かった」「またやりたい」と思うような経験に対する気持ちのことを指し、一方でネガティブなエネルギーとは「もうやりたくない」と思うような経験に対する気持ちのことを指します。過去の熱中した経験の共通点と、それらに対するエネルギーの種類を把握することで、自分の志向性や適性が見えてきます。
③自分に向いてそうな仕事を考える
最後に①と②の分析結果から職種や業界を導き出す作業を行いました。
私の場合は、「誰かに感動や価値などの影響を与える・提案する仕事をしたい」という分析結果から、広告・アパレル・コンサルティング関係やクリエイターの仕事を導き出しました。
この講座を受講し、自己理解が深まったように思います。数多くある仕事の中から、自分に適したものを見つけるためには、まず仕事に対しての方向性を定めることが重要だと実感しました。また、講座では少人数グループでの発表もあり、そこでさまざまな仕事・人生に対する価値観を知ることができ、自分の考えが広がりました。そして何より、今回行った自己分析だけでなく、企業研究も並行して行ったことで、将来の選択肢を広げることにつなげることができました。今後も自分を知ることと、企業を知ることを継続していきたいと思います。
次回の「ちえの就活日記」もお楽しみに!