人材育成チーム

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人材育成チームでは、幅広い知識を有し、それらの知識を有機的に結び付けることによりカーボンニュートラルという難問を解決できる人材の開発・育成を目指しています。
そのために、全学共通の科目としてカーボンニュートラルに関する科目を立ち上げ、オムニバス形式の授業を展開していくことを計画しています。また、既存の科目の一部に、カーボンニュートラルに関する教育を取り込む方策も検討しています。
今後は、本学の中でカーボンニュートラルに関連する教科書の発刊、外部の有識者による講演会の開催等を通じてカーボンニュートラルに関する教育・研究活動を積極的に推進していきます。

人材育成チーム長 蛇嶋華
人材育成チーム長
蛇嶋華
(工学部 助手)

『幅広い知識を有し、有機的に結び付けてカーボンニュートラルを解決できる人材開発』の加速

事業計画

1.カーボンニュートラル一新共通科目の立上

発表の状況

共通科目:各学部・学科共通で、オムニバス形式の授業を実施

カーボンニュートラルに関する全体的な学びにより、自分で考察・判断し、行動できる素養を獲得

2.福大人材によるカーボンニュートラル教科書の発刊

発表の状況

ALL福大人材によるカーボンニュートラル関連教科書を発刊(目下、発刊予定)

共通教育のテキストとして採用。また、カーボンニュートラルを正しく社会に発信する内容とする

3.既存科目でのカーボンニュートラル教育の取込推進

発表の状況

既存科目にカーボンニュートラルの内容を自発的に取り込んでもらう(例:カーボンニュートラル関連科目を設定する場合の経費支援)

上記共通科目を含めて、4年後に全学生の10%に教育浸透

4.外部有識者による講演会等開催

発表の状況

年3~4回程度の教職員・学生向けの外部有識者による講演会他を企画

年度最終回はカーボンニュートラル関係研究に関するシンポジウム等を検討

カーボンニュートラル協議会の人材育成チームの学生メンバーである工学部、機械工学科4年生の堂園千香子さんが、9月8日、神戸の産業応用工学会全国大会2022にて「太陽光発電の予測技術」に関して報告を行い、優秀論文発表賞を受賞しました。本研究は、企業様との共同研究として行っているもので、気象衛星を使うことなく、地上にある既存の太陽光発電からの出力に関するBIGDATAを活用し、さらに独自に開発した最適化アルゴリズムによる機械学習を採用し、九州北部の広域における太陽光発電の総出力予測で検証したものです。予測におけるオリジナルな視点と、独自アルゴリズムの組合せが高く評価されたと考えます。女子学生の受賞は機械工学科60年の歴史の中で初めてです。カーボンニュートラル協議会では、実際のカーボンニュートラルに役立つ実学、また女子が大活躍できる場を提供して参ります。特に、人材育成チームは、教員、職員、学生から構成され、三位一体で本学のカーボンニュートラルへの意識の向上、教育、研究活動の充実を図ります。

発表の状況
発表の状況
授賞式
授賞式
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