福岡大学商学部（第二部含む）は、福岡女子商業高等学校（那珂川市）と「高大連携協定」を締結し、1月6日（木）に調印式を行いました。調印式には、福岡女子商業高等学校の柴山翔太校長と生徒3人、本学中川誠士商学部長、飛田努准教授、学生2人（飛田ゼミ）が出席しました。
今後、本協定に基づき、「アントレプレナーシップ（起業家精神）教育機会の提供」や「地域課題の解決に向けた協同」に力点を置いた連携を進めていきます。
柴山校長の挨拶
中川商学部長の挨拶
福岡女子商業高等学校では、毎年秋に「女子商マルシェ※」という販売実習を行っています。この実習では教育目標の一つとして「起業家精神の涵養」を掲げており、これを達成する新たな方法を模索していました。そこで、2019年からは本学商学部と連携し、学生が特別講師として高校生に起業家教育の授業を行ったり、「女子商マルシェ」での販売実習を通じて、商業の実務も共に学んできました。
※女子商マルシェの詳細についてはこちら（福岡女子商業高等学校ウェブサイト）
また、福岡女子商業高等学校は那珂川市唯一の高校であることを踏まえ、地元経営者による講演や大学生と連携したワークショップの実施等の取り組みに力を入れており、高校と地域との連携をさらに強固なものとしたい意向がありました。
飛田准教授の概要説明
高校生、飛田ゼミの学生等と記念撮影
今回の「高大連携協定」により、学生は「教えながら学ぶ」（Learning by Teaching）ことで、自らが学んできたことをより深く理解することができるようになることが期待されます。また、高校生は、大学で学ぶことで得られる知識や経験を早い段階で得ることができるとともに、進学を含めた多様な進路を検討する機会の創出も期待されます。
