9月26日(月)~10月2日(日)、アクロス福岡(福岡市中央区)で行われている「嘉麻ウィーク」に福岡大学工学部建築学科の学生が携わります。
第6回は、ワークショップ開催前の打ち合わせの模様をお伝えします。
9月9日(金)の打ち合わせでは、サウンドデザイナーの清川氏を本学にお招きし、当日使う鍵盤のデザイン案について意見交流を行いました。学生たちが考案したデザインを踏まえ、清川氏からは「鍵盤には、みんなで合奏できることと鍵盤そのもののデザイン性が重要。洗練された見栄えにするには、キービジュアルが必要になる。デザイン性が今後の課題であり、準備時間と使用できる材木に限りがあることも踏まえて考える必要がある。課題も多いが、時間をかけてでも納得のいくものを作ろう」と今後に向けてのアドバイスを頂きました。
学生たちは、それぞれが持ち寄ったデザインのこだわりや、それぞれのデザインで懸念される安全面などについて意見を交わしました。今後に向けて、「何ができるのか」「目的を達成するためにはどのような方法があるのか」「どのように課題をクリアするのか」など真剣に議論しました。
今までワークショップ成功に向けて、多くの話し合いや試行錯誤を重ねてきました。明日から2日間にわたって開催されるワークショップは、建築学科生の集大成です。
両日ともに予約は埋まっていますが、お時間のある方はぜひ、会場に足を運んでみてください。

学生によるデザイン案のプレゼンテーション

清川氏より今後に向けてアドバイス
次回は、ワークショップ当日の様子をお知らせします。