9月26日(月)~10月2日(日)、アクロス福岡(福岡市中央区)で行われる「嘉麻ウィーク」に福岡大学工学部建築学科の学生が携わります。
第4回は、「嘉麻ウィーク」おとづくりチームのリーダーである、工学部建築学科4年次生の百武幸希子さんと佐藤直哉さんに話を聞きました。

おとづくりチームのリーダーの佐藤さん(左)と百武さん
ー「嘉麻ウィーク」への取り組みに参加しようと思った理由は?
百武さん
私は、幼少期にピアノを習っていました。その関係で、もともと音楽に興味があり、私が学んでいる建築と音楽が「どのように結びついているのか」が気になったからです。
佐藤さん
私は、百武さんとは反対で、音楽に関してあまり知識がありません。だからこそ、自分の好きなものづくりの先にある建築と音楽が 「どのように結びついているのか」が気になりました。

打ち合わせの様子
ー「おとづくり」の魅力とは?
百武さん
今まで私自身、楽器に触れる機会はありましたが、楽器や音を「つくる」という発想はありませんでした。楽器ができる過程である「おとづくり」には、音階を自分でつくる魅力があると感じています。また、このような経験は自ら足を踏み入れることでしか得られない貴重な経験であると感じています。
佐藤さん
「おとづくり」は、楽器を一からつくることができて初めて、音を奏でることができます。楽器をつくる過程や、想像した音が実際に出た時の達成感に魅力を感じています。
ーワークショップの見どころを教えてください!
「おとづくり」を通して「森林を守るためにできること」が楽しく学べるところです。
今、日本では「間伐問題」が提起されています。間伐とは、森林が荒れてしまわないように、手入れを行うことです。現在、人手不足により間伐が行き届かず、荒廃してしまう森林が多くあります。だからこそ、間伐材から奏でられる素敵な音色に触れ、間伐の大切さを知ってもらいたいと思います。また当日は、CMにも使われた「森の木琴」を展示します。これは、サウンドデザイナーの清川進也さんがサウンドをプロデュースされました。こちらもぜひ、実際に見て、触れてみてください。
「おとづくり」を通して「森林を守るためにできること」が楽しく学べるところです。
今、日本では「間伐問題」が提起されています。間伐とは、森林が荒れてしまわないように、手入れを行うことです。現在、人手不足により間伐が行き届かず、荒廃してしまう森林が多くあります。だからこそ、間伐材から奏でられる素敵な音色に触れ、間伐の大切さを知ってもらいたいと思います。また当日は、CMにも使われた「森の木琴」を展示します。これは、サウンドデザイナーの清川進也さんがサウンドをプロデュースされました。こちらもぜひ、実際に見て、触れてみてください。
次回は、ものづくりチームのリーダーへのインタビューをお届けします。