9月26日(月)~10月2日(日)、アクロス福岡(福岡市中央区)で行われる「嘉麻ウィーク」に福岡大学工学部建築学科の学生が携わります。
第5回は、「嘉麻ウィーク」ものづくりチームのリーダーである、工学部建築学科4年次生の永松布季子さんと清水菜月さんに話を聞きました。

ものづくりチームのリーダーの清水さん(左)と永松さん
ー「嘉麻ウィーク」への取り組みに参加しようと思った理由は?
建築学科では、毎年アクロス福岡で建築展を開催しており、その実行委員を務めた際に、「嘉麻ウィーク」のお話を頂いたことが最初のきっかけでした。その後、実際に嘉麻市を訪れ、観光まちづくり協会の方に嘉麻市内を案内していただきました。その際、間伐材の工場を見学するなど、実際に間伐材に触れたことをきっかけに魅力を感じて、参加を決めました。
ー「ものづくり」の魅力とは?
建築には、図面から模型へ、模型から実物へという大きな流れがあります。ワークショップでは、この流れを応用し、参加者の方それぞれが考えたものを模型にし、作品にします。このプロセスが魅力だと思います。頭の中で想像していたものが、実現するまでの時間は非常にわくわくします。また「ものづくり」は、たくさんの人の協力があって成立するものです。木の温もりだけでなく、人の優しさという温かみにも触れられるところが「ものづくり」の最大の魅力だと感じています。

インタビューの様子
ーワークショップ成功に向けて意気込みをお願いします!
今回の「ものづくり」ワークショップの予約がほとんど埋まっているとのことで、大変嬉しく思います。今回はワークショップで作ったものを参加者の方に持ち帰っていただくため、人の手に渡った後のことまで考えて、準備を進めていきたいと思います。「ものづくり」は、人と協力してこそできるものだということを忘れずに、当日まで頑張ります。「来場してくださる方に楽しんでいただくためには何ができるか」という視点を持ち、ワークショップまで挑戦し続けます!
次回は、開催まで残りわずかとなったワークショップに向けての現状をお知らせします。