- 1933
(昭和8) -
福岡県筑紫郡春日村に(財)福岡高等商業学校設立の計画を発表
- 1934
(昭和9) -
福岡高等商業学校を創立
- 福岡高等商業学校の起源
- 「高等商業学校を設立し、以て将来の世界的商戦に対応するに資せんとす」(設立趣意書より)。アジアの玄関口にある福岡市に商業のプロを育成する専門学校として創立。
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福岡高等商業学校制帽 福岡高等商業学校から福岡商科大学まで授業始終の合図に使われていた鐘 -
第1回入学試験を実施
(志願者1,222人、合格者184人) -
第1回入学披露式を福岡県教育会館(福岡市因幡町〔現福岡市・天神〕)で挙行
- 第1回入学披露式
- 第1回入学披露式があったこの日(5月21日)が創立記念日の由来(1935年に決定)。
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福岡高等商業学校第1回入学披露式(1934年) 第1回入学披露式の会場となった福岡県教育会館
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仮校舎(雁林町〔現福岡市・大名〕九州電気工学校)で授業開始(5月24日)
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校友会(クラブ活動)の発会式を挙行
- 校友会の発足
- 発足時は、総務・柔道・剣道・弓道・野球・庭球・競技・水泳・排球・籠球・ラグビーの11部が活動。
- 1935
(昭和10) -
本館(木造地上2階建て)が竣工
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開校記念式典を挙行
- 1936
(昭和11) -
図書館(初代)が竣工
- 図書館(初代)
- 開館時の蔵書数は500冊余り。古川邦彦校長は、「学園は研究を至上とすべき」という考えのもと、図書館を学園の中心に置き、図書館の建設を何よりも優先した。1945年6月の福岡大空襲で、約8,000冊の本が建物もろとも焼き払われた。
-
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第1回運動会を大濠公園で開催
- 1937
(昭和12) -
第1回卒業式を挙行(卒業生160人)
- 1939
(昭和14) -
創立5年
- 1941
(昭和16) -
正門(校門)が竣工
- 正門の誕生
- 福岡高等商業学校には、創立以来7年間正門(校門)が無かった。3代校長の安部新校長の言葉に「本校には門が無いので入学して校門をくぐるとも書けず、卒業して校門を辞すとも言えぬ」とある。第5回卒業生の記念事業として建設。
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キャンパス内で今も当時の面影を伝える
- 1944
(昭和19) -
創立10年
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福岡高等商業学校と九州専門学校を統合し、九州経済専門学校を設立(第1回入学者数278人)
- 1946
(昭和21) -
福岡経済専門学校と改称
- 福岡経済専門学校
- 改称の背景には、「福岡の地名を校名に付けたいという教職員・生徒の熾烈な思い」があった。
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福岡経済専門学校校章 - 1947
(昭和22) -
戦災図書復旧充実運動
- 戦災図書復旧充実運動
- 新たな教育制度により、4年制大学に昇格するか廃校になるかの選択を迫られていた。大学昇格の条件の一つは「図書1万冊」以上。図書館は先の福岡大空襲により焼失。そこで生徒たちが立ち上がり、3週間にわたる「戦災図書復旧充実運動」を行う。在校生のほぼ全員にあたる約600人が参加し、演劇、演奏会、バザーの開催、家庭教師や土木作業等を行い資金集めに奔走した。
- 1948
(昭和23) -
図書館(2代目)が竣工
Photo Gallery No.01
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七隈校地建設用地を視察する関係者たち(1934年頃) -
福岡高等商業学校本館(1935年) -
試験風景(1936年頃) -
野球班(1937年頃) -
授業風景(1939年頃) -
食事風景(1941年頃) -
求人票に注目(1941年頃) -
福岡経済専門学校正門(1949年頃) -
就職窓口(1950年頃) -
試験開始ギリギリまで勉強(1950年頃)