ボランティアサークル
創部48年目で、約120人が活動。
毎週火曜日に前週の活動報告、
次の訪問予定を確認する例会を開催している。
地域から頼りにされる
「手すりのような存在」に
大学周辺の老人ホームや養護施設など14施設を定期的に訪問しているボランティアサークル。シーツ交換、相手が好むコーヒーを提供して団らんする「コーヒー喫茶」、子どもたちとの交流、患者さんへの絵本の朗読、障がいを持つ子どもたちとの野外キャンプなど、幅広く活動しています。こうした活動が高く評価され、2016年度「学生地域活動大賞」(主催・大学ネットワークふくおか)で最優秀賞を受賞しました。
ボランティアサークルでは、訪問先で〝どうすればもっと喜んでもらえるか〟を常に意識して活動しています。「担当スタッフ以外と話をしなかった小学生が、翌年のキャンプでは積極的に話すようになった」「デイサービス利用者の方が、一緒に作った切り絵を持ち帰って家族に話してくれた」。このような反応が活動の喜びとなり、次のアイデアや工夫につながっています。
「『 手すりのように身近な存在になる 』 というのが歴代の活動方針。今後もそれを継承していきたい」とメンバーの心のこもった活動はこれからも続きます。
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シーツ交換や配膳の手伝いも行う。配膳の時にも、声掛けを欠かさない(特別養護老人ホーム 花畑ホームにて)
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120人を超える大所帯。活動ごとに任命された14人のリーダーが活動内容を企画し、訪問希望者を取りまとめる。
年間行事
4月 新歓コンパ
5月 新歓レクリエーション
8月 シャボン玉キャンプ(背振山)
11月 ひまわりキャンプ(海の中道)
3月 シャボン玉キャンプ(海の中道)


ワンダーフォーゲル部
創部52年目で、部員数は16人。主な活動は年4回の登山合宿で
平尾台、三郡山地(若杉山、三郡山、宝満山)、九重、屋久島など
九州の山々や、日本アルプスなどに出向く。
厳しく、美しい自然の中で
助け合う仲間との深まる時間
「まだ体力のなかった1年次生の時、疲労困憊の中で登った山から見た夕陽の美しさは、今でも鮮明に覚えています」。そう語るのは、主将の中村嘉希さん(経済学部経済学科4年次生)。ワンダーフォーゲル部では登山を中心に、自転車、ケイビング(洞窟探検)、沢登りなどのアウトドア活動を行っています。
普段は、大学近くの山や林道などで週3回、ランニングや筋トレなどに励むほか、気象図やロープワークなどについても学びます。時には30㎏以上のリュックを担いで数時間歩き続け、体力だけでなく精神力も養います。長期休暇中に行う合宿ではテントや食材、装備類などを背負い、4~5日かけて複数の山を縦走します。部員同士が助け合いながら濃密な時間を過ごすため、絆も深まり、下山後も思い出話が尽きません。
「部員は登山未経験者ばかり」という中村さん。「登山が中心ですが、部の本質は総合アウトドア。内容やルールに縛られることなく活動できるのが強みです。部員の意見も取り入れ、新しいことにもどんどん挑戦したいと思っています」。


登山だけでなく幅広くアウトドア活動を行うのがワンダーフォーゲル部の魅力
年間行事
8月 夏合宿
11月 秋合宿
12月 冬合宿
2月 春合宿
3月 強化合宿(2年次生)

