長年、プラスチックのマテリアルリサイクルの研究に携わってきた福岡大学八尾滋名誉教授が、高分子学会「2025年度高分子科学功績賞」を受賞しました。高分子(ポリマー)分野の基礎研究および応用研究に長年にわたり顕著な貢献を果たした研究者に贈られる、高分子学会で最も権威ある賞の一つです。
八尾名誉教授は、環境に配慮したプラスチックの再生利用に関する研究に長年取り組んできました。その研究成果は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」に採択され、高く評価されています。
今回の受賞は、これらの「高分子の資源循環特性に関する基礎とプロセス研究」が評価されたのものです。
受賞にあたり、八尾名誉教授は、「地道な研究の積み重ねが評価され、このような賞を頂けたことを大変光栄に思います。共に挑戦し続けてくれた福岡大学の修士・博士課程の学生たちの努力があってこその成果です。本賞は、学生の皆さんや研究の発展に大きく寄与してくれた歴代のスタッフの数多くの成果の上に、私が代表して頂いたものと考えています。さらに、NEDOプロジェクトという大規模な研究を支えてくださった事務方の皆さまにも心より感謝申し上げます」と話しています。
国際会議で基調講演をする八尾教授
八尾名誉教授が世界で初めて提唱した
「物理劣化・物理再生理論」のコンセプト図
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